田川伸一郎のブログ

こども音楽コンクール文部科学大臣奨励賞授賞式

昨日の午後は、群馬から新宿へと向かい、東京オペラシティコンサートホールで開催された『平成25年度こども音楽コンクール文部科学大臣奨励賞授賞式』に出席させていただきました。

このコンクールでは、小学校、中学校のそれぞれ重唱部門、合唱部門、重奏部門、合奏第一部門、合奏第二部門、管楽合奏部門の6部門に分かれており、全国各地の地区大会、ブロック大会を経て、録音審査による全国大会が行われ、各部門の『文部科学大臣奨励賞』(全国一位)が1校ずつ選ばれます。

今年度は、全国で小中合わせて1609校、約5万人の児童生徒が参加されたそうです。

その中から下記の学校が『文部科学大臣奨励賞』、僅差と評価された学校に贈られる『審査員特別賞』を受賞されました。

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小学校管楽合奏部門の受賞校・船橋市立高根東小学校、中学校管楽合奏部門の審査員特別賞受賞校・船橋市立高根中学校は、隣同士にある兄弟校で、共に私が練習をお手伝いさせていただいている学校です。
2校そろってこのような賞をいただけるというのは、奇跡に近いことだと思います。


進行プログラムです。

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下村博文文部科学大臣代理の西川京子副大臣が祝辞と授与をされました。
このように、文部科学省から出向いて、じかに「文部科学大臣奨励賞」を授与する音楽コンクールは、この「こども音楽コンクール」だけだそうです。

約60年の歴史に加え、それほどの権威をもつコンクールなのです。

西川副大臣も、小学生の頃、このコンクールの合唱部門に参加され、地区大会を抜けて東日本大会まで進んだという話を聞かせてくださいました。

「ひとりではできない合唱や合奏を、仲間みんなの心と努力を紡ぎ合わせてつくるすばらしさ」を特に強調してお話しされていました。
会場の児童生徒はもちろん、保護者の方々の心にも響くお話だったと思います。


そして、各部門の受賞校の代表者に、1校ずつ賞状が手渡されました。

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西川京子文部科学副大臣から賞状を受け取る高根東小学校(写真提供 フォトライフ)

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              審査員代表・岡本仁先生から賞状を受け取る高根中学校
                                         (写真提供 フォトライフ)



そして、受賞校の中から5校の記念演奏がありました。

中学校合唱部門の福島県郡山市立安積中学校の混声合唱には、何度も背中がゾクッとしました。
これが中学生の歌声??!!
会場の空気まで変えてしまう声と表現でした。

高根東小学校も記念演奏をさせていただきました。

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『伝説のアイルランド』(ロバート・W・スミス) 指揮 木内紀子先生 (写真提供 フォトライフ)

練習の時の様々な表情や出来事がオーバーラップして、胸が熱くなる思いでした。
先生も子どもたちも、本当によく頑張り、大きく成長しました。

演奏後の拍手は一段と大きく長く続きました。

私の隣の席には校長先生が、後ろの席には東小学校の先生方や保護者の方々がいらっしゃいました。
子どもたちが、オペラシティのステージで演奏する凛々しい姿と磨き抜かれた演奏に、涙をこぼしながら聴き入っていました。

校長先生は、演奏後、私に何度も「ありがとうございました。」とおっしゃりながら握手してくださいました。
私は、ほんの少しだけお手伝いさせていただき、子どもたちの演奏から大きな感動をいただいた側なのに...

「校長先生の学校経営のすばらしさやご理解、ご協力のおかげだと思います。担任の先生方の協力もすばらしいですし。」と申し上げました。

記念演奏の合間には、特別演奏としてアメリカ合衆国から招いた11歳の天才ソプラノ~レキシ・ウォーカーさんの歌も織り込まれました。
あどけなく可愛い女の子でしたが、歌は本格的。
「星に願いを」と「ふるさと」を朗々と聴かせてくれました。

記念演奏の最後を飾ったのは、船橋市立葛飾中学校の100名以上もいる管弦楽による『管弦楽のための木挽歌』でした。
吹奏楽ではよく演奏するこの曲を管弦楽の生演奏で聴くのは初めてですが、やはり吹奏楽では出せない空気間や立体感、色彩感は見事で、改めて「名曲だなぁ」と思いました。


私も、このコンクールに長年参加し、この授賞式での表彰や記念演奏の機会を何度もいただいてきました。
何かとても厳粛な気持ちになる式です。
今回は、「応援団」としてお祝いに駆けつけた私ですが、やはり同じような厳粛な気持ちになりました。

「コンクールで日本一になった」ということではなく、先生と子どもたち、そしてそれを取り巻く学校、地域、保護者の熱い思いや真心、教育というものの神聖さを改めて感じることができるのです。

このコンクールへの参加費は、東日本ブロック(TBSエリア)の場合は、最初の応募要項を取り寄せる時に1000円かかるだけで、あとは、テープ審査、地区大会、この授賞式への参加は「すべて無料」です。
審査料も出場負担金も入場料もプログラムもすべて無料なのです。
他のブロックも同様のようです。

各地方のTBS系列の民放各社、そして、スポンサーになっている企業からの資金援助により運営されているのです。
この最高級ホールでの授賞式にどれだけのお金がかかっているのだろうかと、思わず考えてしまいます。

「こども音楽コンクール」自体が、雑誌や新聞などで取り上げられることが少ないため、「吹奏楽コンクール」に比べて、マイナーな扱いになっている面もありますが、ぜひ多くの小・中学校に参加してもらいたいコンクールです。



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高根東小学校の木内紀子先生。人生初の受賞です。(最初で最後かも?いやいやこれからも!)

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審査員特別賞を受賞した船橋市立高根中学校(指揮:尾木慎之介先生)  
『交響曲』第4楽章 (矢代秋雄・作曲/福田洋介・編曲)       (写真提供 フォトライフ)



『文部科学大臣奨励賞』『審査員特別賞』を受賞された学校の皆さん、関係者のみなさま、おめでとうございました。

主催してくださいましたTBSはじめ各地方放送局のみなさま、本当にありがとうございました。



この授賞式の模様は、下記のとおり、ラジオやテレビで放送されます。

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下記、こども音楽コンクールのHPもぜひご覧ください。
http://www.tbs.co.jp/radio/kodomo/kodomo_tbs/2013/20140301.html



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| | 2014-03-03(Mon)20:38 [編集]