田川伸一郎のブログ

校種を越えたすばらしい交流

今日は、とてもすてきなお食事会にお招きいただきました。

先日、ブログ記事にアップさせていただいた「こども音楽コンクール」文部科学大臣奨励賞を受賞した船橋市立高根東小学校の木内先生、副顧問の小林先生、審査員特別賞を受賞した船橋市立高根中学校の尾木先生、そして、同じ学区にある県立船橋東高等学校の川口先生の4人の先生との「ご苦労様会」でした。

同じ学区にある小学校から高校までの先生が、こんなに仲良く付き合い、児童・生徒も交流を持ち、合同練習をしたり、互いの演奏会を聴き合ったり、大会前に激励の寄せ書きを届け合ったり...

しかも、この3校とも私を外部講師としてお招きくださり、共に勉強し合う環境を作ってくださっています。

高根東小学校と高根中学校は、すぐ隣同士。
船橋東高校も、歩いてすぐのところにあります。


特に、船橋東高校と高根東小学校の交流は、「開かれた学校の実践」として学校経営の特徴ともなっています。

高根東小学校では、コンクール曲の練習が始まる5月のはじめに、船橋東高校へ行って合同練習をしてもらっています。
高校生から、マンツーマンで指導を受け、正しい譜読みや練習の仕方を伝授してもらうのです。

高校生は、もちろん事前に同じ曲をしっかり練習し、私のレッスンも受けて、「指導すべきポイント」「小学生が陥りやすいこと」などを勉強し、「教え方」の準備をしてから当日に臨みます。

パートごとのマンツーマン練習が終わると、高校生と小学生が一緒に合奏します。
もちろん、小学生はまだ演奏できない子もいますが、自分のパートをすぐ隣で演奏してくれるので、曲の感じや入り方などがとてもよくわかり、その後の練習がスムーズに進みます。

こうした時間で勉強できるのは小学生だけでなく、教える高校生にとっても、とても良い勉強になります。
自分が本当にわかっているかどうかが試されるからです。

小学生が少しでもできるようになってうれしそうな顔を見せるとき、大きいお兄さんお姉さんも、何ともうれしい気持ちに浸ることができるのです。

高校の練習がオフになる試験前などには、放課後、船橋東高校の川口先生が小学校に出向いて合奏指導をしてくださることもあり、子どもたちも大喜びしています。

年間を通じて、このような交流が続きます。

この交流は、学校間の情報に終わるだけでなく、船橋市の広報誌でも取り上げられるほどになっています。

ここ数年、船橋東高校の吹奏楽部からは、毎年のように教育学部に進む生徒がいます。
「小学校の先生になりたい」「音楽の先生になりたい」...そんな進路へのきっかけは、こんな交流の影響も大きいように思います。


もちろん、顧問の先生同士の交流もとても盛んで、小さな相談事も大きな相談事も、校種を越えた視野の中で、幅広い考え方が得られています。

小学校と中学校の先生は、子どもたちの様子について情報交換をしたり、互いの活動の支援をしたりしています。


音楽を通して、小学生から高校生までが、共に学び合ったり、励まし合ったりできるのは、本当にすばらしいことで、バンド活動の理想的な姿だと思います。

今回の栄えある受賞は、こんな「交流の力」も大きいと私は思います。


これからも、3校仲良く、大きく大きく伸びていってほしいです。

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船橋市前原の「つだ」さんにて

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| | 2014-03-06(Thu)19:56 [編集]