田川伸一郎のブログ

それぞれの道を

今日は、懐かしい新浜小学校の教え子の数名と、ささやかな「お祝い会」をしてきました。
今日しか皆の都合が合わず、かなり急な集まりでした。

集まったのは、八木澤教司先生に委嘱作曲していただいた『はてしなき大空への讃歌』を世界初演した代の3名と、ひとつ上の『輝きの海へ』の代の1名です。


どんな「お祝い」のメンバーかというと...

ストレートで高校・大学を卒業して、この4月から「社会人」となるT君。

目標としていた東京藝術大学美術学部に5回目の挑戦で合格を果たし、4月から藝大生となるH君。

もう一人の同期Y君は、高校時代に色々あって学校に通えなくなって退学。悩んだあげく、勉強を再開して大検を受け、さらに受験勉強に励み、この春、見事、都内の有名大学に合格し、4月から大学生です。

一学年上のK君は、このY君と小学校の吹奏楽部以来ずっと仲良しで、Y君が一番苦しく悩んでいた時も、ずっとそばで見守ってあげていた優しい先輩です。
Y君が高校を辞め、将来への不安で悩み迷っていた時に、K君は、大検を受けることを勧め、勉強まで見てあげたそうなのです。
大検合格後は、今度は大学受験へと、彼を励ましながら、勉強の手伝いをしていたと...
一浪して大学に進んだK君は、この春、大学を卒業し、弁護士を目指して大学院へと進学します。
彼の学習支援のおかげで、Y君は塾にも行かず、大検と大学受験を突破しました。


それぞれの青春を、それぞれのドラマの「主人公」となって、彼らは確かに生きています。

同じ学年の仲間3人が、それぞれ大学卒業と大学入学を同じタイミングで迎え、「新大学生」の二人は、「僕たち、T君より4年間も遅れを取っちゃったんだな。T君は偉いな。ストレートで進学して社会に出て。」と...

「でも、H君は自分の夢を諦めずに最難関の藝大に合格したし、Y君は、挫折から立ち上がって、時間はかかっても有名大学に合格したし。僕はスルスルっと来たけど、ふたりはすごく偉いと思うよ。」とT君。

互いに相手の人生を認め、「すごいなぁ」と讃え合える彼らの会話は、聞いていて、心が温かくなります。

こんな良い子たちと音楽をさせてもらえた私は幸せ者です。


P1270553_convert_20140324231431.jpg
懐かしの新浜小学校校門前で。ここで出会った大切な仲間たちです。

                             P1270554_convert_20140324231447.jpg



皆、それぞれの道をしっかり歩いている。
違いがあっても、それでいい...
みんな一緒でなくていいんだよ。

そして、Y君が一番苦しかった時にそばにいてくれたK君には、僕からも「ありがとう」と言いたい。
君の優しさには、涙が出そうだ。

さあ、4月から始まるそれぞれの道を、胸を張って歩きなさい。

またいつか会おう!


4ohLjqcfDoNsnz51395670278_1395670308_convert_20140324231514.jpg



スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2014-03-27(Thu)07:14 [編集]