田川伸一郎のブログ

桜の季節に

人々の心をなごませ、時には雨や風にも打たれた桜が、少しでも長く咲き続けようと健気に咲いています。
散る桜でさえ、その美しさはたとえようもありません。

寒い冬を乗り越え、春を迎えた喜びを大きく膨らませてくれた桜、桜。

ありがとう...


そんな優しい季節なのに、とても悲しい知らせが入ってしまいました。

教員時代にとても親しくお付き合いさせていただいていた市川市の音楽の先生が、病との闘いの末、一昨日の朝、息を引き取られました。

授業で、吹奏楽指導で、生徒指導で...彼女とはたくさんの勉強をさせていただきました。

同じ気持ちを持つ仲間たちで勉強会をし、吹奏楽では合同練習もし、音楽を離れたプライベートでも皆で楽しく「息抜き」をしていたメンバーでした。
吹奏楽仲間10名位で、旅行に行ったこともありました。
合歓でおこなわれていたバンドクリニックにも共に参加し...

吹奏楽コンクールで千葉県代表がまだ3校だった頃、共に勉強し合った彼女と私ともうひとりの仲間の3校が仲良く県代表に選ばれたこともありました。
合同練習をしたり、互いに練習の見学をしてアドバイスをし合ったり、時には厳しく意見し合ったり...
そんな私たちが、千葉県の代表3校に選ばれたのですから、本当にうれしく、子どもたち共々に喜び合いました。

長期研修の後、管理職の道を歩み始めた彼女は、「音楽教育」という範疇からもっともっと世界を広げ、行政的な面からも「教育」のために尽力する大きくたくましい人になっていきました。

市川市の教育委員会で指導主事をされたり、教頭先生として学校経営に関わられたり...

私たちの授業研では、指導者として厳しくも温かい指導をくださり、皆で「本物の授業」を目指して努力する雰囲気が高まりました。

年齢は私より少し下なのに、まるで先輩のように、私に間違いを指摘してくださる時もあり、私はとても恥ずかしい思いをしながら、反省をしたものでした。

大きな視野に立って教育を眺め、「今できること」に真剣に打ち込み続けた彼女は、管理職としての信頼も厚く、尊敬の気持ちで見上げるばかりでした。


私たちの心をなごませる桜のような優しい笑顔で歩み続け、最後の最後まで咲き続けようと、病と闘われた先生。

桜が美しく散る中、天国に召されました。


先生とのたくさんの思い出...
先生の笑顔...

病の苦しみの中、先生がくださった今年のお年賀状...
大切な先生の形見となりました。


悲しみは大き過ぎますが、先生からいただいた「力」をしっかりと受け継ぎ、これから出会う方々へ伝えていくことで、少しずつですが先生にご恩返しをしていこうと思います。


松野恵子先生

心から...ありがとうございました。


ご冥福をお祈りいたします。

合掌


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| | 2014-04-10(Thu)19:50 [編集]


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| | 2014-04-11(Fri)06:27 [編集]