田川伸一郎のブログ

旭川の中学校バンド

旭川地区吹奏楽連盟では、土曜日が「コンクール抽選会」でした。

全日本吹奏楽コンクールにつながる「A編成」、東日本大会につながる「B編成(全道大会までは35名以内)」「C編成(全道大会までは25名以内)」、それぞれの参加校数とその数から決まる地区代表数、演奏曲目、そして演奏順が、すべて発表になります。

それぞれの学校が、その「興奮」も感じながらのレッスンとなりました。
まさに、「正念場」です。

旭川地区では、6月に「北海道音楽大行進」というパレード、「吹奏楽祭」があり、学校の定期試験もあり、なかなかコンクールに向けて集中した練習ができないのですが、7月に入った今は、もうコンクールにしっかり照準を当てて、練習を集中させていっています。

中学校3年生にとっては、最後のコンクールです。
1年生にとっては、何が何だかわからない初めてのコンクールです。
その気持ちの違いから、時には少々のトラブルが起きることもあるようです。
そういう様々な「思い」がぶつかり合う中で、ひとつの世界を作り、ひとつの音楽を作り上げる...それがスクールバンドの醍醐味のひとつでもあります。

多感な中学生の時代に、「音楽」というすばらしいものを共有しながら、人間として成長していく姿には、心が震えます。

今回は、コンクールに向けての「正念場」を迎えて頑張る5校の中学校の皆さんと「最高の時」を共有すべく、誠心誠意、向き合わせていただきました。

全ての学校が、5月または6月に引き続いてのレッスンでしたので、少しずつご紹介させていただきます。


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5月からの変容の大きさには驚きました。
「C編成」に出場するこのチームは、25名での仕上げの練習中です。
先生は、毎日の練習をMDで録音し、通勤途中の車の中でずっと聴き続けていらっしゃいます。
その成果は、確実に実っていました。
レッスンでの反応もすばらしく、2時間半の練習での大きな変容に、先生はますますニコニコでした。
曲の良さを引き出す「表現方法」について、たくさん勉強できましたね。
しっかりした部長さんを中心に、みんなでラストスパートGO!




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笑顔が絶えない、しかも真剣さ溢れる雰囲気抜群の練習風景でした。
今年のコンクール曲は、私がアレンジして出版している曲を採用してくださっています。
顧問の先生が代わりましたが、指揮も上手になり、曲の良さを出してきています。
テクニック的に難しい場所も、本当によく練習し、かなりの精度でこなしています。
これからコンクールまでの練習で、もっと自分たちから味わいを出して演奏したり、テンポ感や構成感を共有したりして、皆でどんどん推進する演奏になったら最高ですね! 君たちなら出来る!




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難しい邦人作品のオリジナル曲を選んでのコンクール参加です。
でも、私のおすすめで、先生がすぐに気に入って、「これしかない!」と決断された曲だけに、皆、高いハードルを一生懸命乗り越えて、「山の頂」が見えてきました。
今年は3年生が少なめで、打楽器には3年生がいませんが、初心者の1年生も含めて、難しいソロにも勇敢に立ち向かっています。
曲のポイントとなるフレーズの歌い回し、速い部分でのハーモニーの定着など、これからの練習の道筋もはっきりしました。
まだまだいくらでも上手くなりそうな皆の可能性にワクワクしました!




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こちらの学校は、来年4月に他の中学校2校と合併されるため、「最後の年」にかける皆は、例年以上の頑張りを見せています。
技術的にも、音楽的にも、このチームとしては、とてもハイグレードな曲を選んでいますが、5月のレッスンを元にしてさらに向上し、少しずつ「自分たちのもの」になってきていました。
初めての体育館練習ということで、いつもの音楽室と同じセッティングで開始しましたが、曲の魅力やサウンドの色彩感をさらに引き出すためにセッティングを大きく変更して練習しました。
リズム感をそろえるために、足や手や声や身体全体を使ってトレーニングし、曲の生き生き度がぐんと高まりました。
この学校としての「最後の挑戦」、がんばれ!




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この学校は、5月から3ヶ月連続のお伺いとなりました。
毎月毎月、前回のレッスンでの課題を克服して確実に向上し、みるみる上達していく力には敬服します。
特別な才能があるというよりも、皆が自発的にどんどん練習し、「時を使い切っていること」が全ての理由です。
先生が、「ここがもう少し合うといいなぁ」と合奏中に話すと、平常授業の日のわずかな昼休みの時間まで使って、自分たちでそれを練習するそうです。
今回の演奏では、「感動」すらありました。 最後の最後まで成長し切って、コンクールのステージに上がってください。




5月、6月、7月と、毎月一回ずつ旭川にお招きいただき、小学校・中学校・高校あわせて13校の皆さんと出会うことが出来ました。

広大な北海道に育つ子どもらしく、皆、伸び伸びと「音楽」していました。

そして、先生方が子どもたちにかける思い、愛情、そして、音楽への情熱...
それを皆で仲良く分かち合いながら歩んでいらっしゃること...
すばらしい地区だと思います。

そして、コンクールに向けての私のレッスンを、「コンクールで勝つため」ではなく、「子どもたちが音楽のすばらしさを改めて感じ、ますますの意欲を持つことができる場」「教師たちにとって、子どもとの関わり方や音楽へのアプローチの仕方を学ばせてもらえる場」...と、「学びの場」としての価値を感じてお招きくださっていることがうれしいです。

もっとも、私には、「コンクールで絶対勝たせるような神業的な指導」など出来ませんが...

コンクールまでの残された時を使い切って、それぞれのチームが、「自分たちへのゴールド金賞」に輝くことを、心からお祈りしています。

またいつか皆さんと勉強できる機会があったらうれしいです。

今回お招きくださった8校の皆さん、この3ヶ月にお招きくださった13校の皆さん、本当にありがとうございました。


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| | 2014-07-14(Mon)22:52 [編集]


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| | 2014-07-15(Tue)20:07 [編集]