田川伸一郎のブログ

旭川の中学校、高校バンド

先週の土曜日と日曜日は、北海道の旭川にお伺いさせていただきました。

午前7時過ぎの飛行機で飛び、10時にはレッスンを開始しているという、今までにないハードなスケジュールでしたが、地区大会を抜けて全道大会に進んだ先生方の熱い思いが、私にパワーをくださいました。

午前中は、B編成の学校、午後はA編成の学校に伺い、たっぷりと時間をかけてレッスンすることができました。
それでも、あっという間に時間が経ち、「えっ、時間が足りない~!」と...

さすがに全道大会へ進んだ学校だけあって、アドバイスさせていただいたことを生かして演奏し、どんどん変容していくことができるので、私も、「じゃあ、このことも分かるかな?できるかな?」と、どんどん深く広く課題を提示することが出来ます。

北海道の学校は2学期が始まっており、日々の練習時間も取りにくかったり、全員が揃って練習できる時間が短くなったりしている中、皆の集中力でさらにレベルアップしようとしている様子が伺えました。

また、何かを「直す」ということではなく、他の表現の仕方を試して表現の幅を広げ、もう一度自分たちの表現を見直していただく勉強をすることも出来ました。

もちろん、生徒さんたちのモチベーションは驚くほど高く、学ぶ気持ちいっぱいでした。

1校以外は、地区大会前の練習もお手伝いさせていただいた学校ですが、各自の技術が上がり、バンド全体としての基本的なサウンドや合奏能力が上がっていたことは明確で、日々、基礎的な練習や客観的な視点でのチェックが綿密に行われていたことがわかりました。

気持ちは熱く、頭は冷たく...
そんな練習をされてきた皆さんです。




  

  

  


今回、初めて出会った皆さんです。
部屋に入った途端、かなり明るい歓迎モードで、「えっ!ほんとに初めてだっけ?」というほど、フレンドリーに接してくれました。
おかげで、レッスンはとてもスムーズに生き生きと進行。
しっかり出来上がっている演奏を、一度リセットして、楽譜をしっかり見直して、リズムやフレーズの持っているエネルギーをとらえ直したり、記号の解釈を考え直したり、作曲者の思いを改めて考えたりと、一層の深まりのための勉強をしました。
先生も生徒さんたちも、全道大会までの更なる勉強の糧を得られたようです。
それにしても、このチームの「相手を受け止める心と力」はすばらしかった。
最後に、顧問の先生が「私も生徒たちも、一度ですっかり田川先生のファンになってしまいました。これからもご指導よろしくお願いします。」と、皆の前で話してくださいました。
私は、「3年生とは最初で最後のレッスンだったけれど、君たちと出会えてよかったです。」お話しして握手しました。
3年生たちは、「え~。もう会えないんですか~?」と...
こんな先生と生徒さんたちの「相手の気持ちを盛り上げる言動」が、常日頃からこのチームにはあるのだと思います。
だから、「受け止める心と力」が育っているのだと思います。
全て顧問の先生の「教育力」の賜物です。
こちらこそ、これからもお付き合いさせていただけたら幸せです。



次にご紹介する3校は、地区大会前にもレッスンさせていただき、ブログでもご紹介させていただいたことがある学校です。


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今年度の4月に指揮の先生が代わり、新しい気持ちで、そして、ちょっぴり不安な気持ちでスタートしました。
しかし、顧問の先生方と皆の努力と協力で、しっかりと前に進み、今年も地区大会を抜け、全道大会に進むことができました。
地域の行事にも積極的に参加しているこのバンドは、新学期が始まってからも、様々な曲を同時進行で練習しており、この日の午後にも地域での本番が入っていました。
なかなかコンクール曲だけ1曲に集中して練習できない状態が見られましたので、もう一度、「分解掃除」をして、うっかりはまってしまっていた「落とし穴」から脱出することが出来ました。
全道大会まで、きめ細かな練習を絶やさずに進んで行きましょう!




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こちらの学校も、この4月に指揮の先生が代わったばかり、そして、私も今年度からお付き合いさせていただいています。
熱心な先生のご指導と、素直で賢い生徒さんの努力、そして、新しい先生のやり方に積極的に協力してくださっている温かい保護者の方々のおかげで、あっという間に心はひとつ、すばらしい演奏をするチームに成長しました。
人数も増えたので、A編成に挑戦し、いきなり地区代表に...
伺うたびに大きく向上している演奏に、日々どういう練習をされているのか、私が教えていただきたい位のチームです。
今回は、徹底的に細部にこだわり、まだまだ良くなるはずの箇所に迫りました。
全道大会までに、どこまで演奏を詰めていけるか、そして、自分の表現力を塗り替えていけるか...最後まで「挑戦者」であってください!




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今年の冬から合奏や打楽器アンサンブルのレッスンでお付き合いさせていただいてきた高校バンドです。
吹奏楽コンクールに向けてのお手伝いは今年が初めてで、先生やチームのコンクールに向かうペースがわからないまま地区大会前のレッスンをさせていただいていました。
今回は、ホール練習のお手伝いをさせていただき、地区大会直前から全道大会に向けて、急激に変容していることがわかり、先生と生徒さんたちの学びと努力に心から拍手を送りました。
この「追い上げ」のすごさが、このバンドの底力なのです。
今回は、アドバイスを差し上げながらも、先生の音楽として演奏していただくために、様々な解釈を「AとBではどちらにしますか?」と選択していただいたり、「ここのバランスはどうされたいですか?」と着眼点を出して考えていただいたり、客観的に修正が必要な箇所については、しっかりトレーニングさせていただいたりと、仕上げに向けてのお手伝いを精一杯させていただきました。
全道大会でも、表情豊かに、このバンドの「良さ」が生きたすばらしい演奏を披露して来てください。



北海道の全道大会を何度か聴かせていただいたことがありますが、札幌コンサートホール「Kitara」というすぱらしい会場で演奏できるだけでも幸せです。
そして、とてもレベルが高くて驚きました。

今回お伺いしたバンドは、私からすれば、どのバンドもすばらしくて、中学生・高校生でこれだけの演奏が出来れば十分じゃないのかなと思ってしまいますが、「コンクールの結果」ということにだけ限って言うなら、そんなに甘いものではないことは、百も承知です。

でも、私は、この先生方と子どもたちが歩んで来た「誠実な道」こそが、間違いなく「ゴールド金賞」なのだと思っています。
そんなすばらしい「教育の現場」にご一緒させていただき、感謝しています。

こんな大切な時期に、未熟な指導しか出来ない私という人間をあえて選んでお招きくださり、本当にありがとうございました。

全道大会までの日々の充実と、大会でのご健闘を心よりお祈り申し上げます。


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| | 2014-08-26(Tue)19:10 [編集]