田川伸一郎のブログ

千葉県の高校バンド

今日は、県内の高校バンドにお伺いして来ました。

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このバンドには、以前にもお伺いしたことがありますが、今回は久しぶりのお招きでした。

「懐かしい音楽室...」  なぜかそんな気がしました。

以前お伺いした時も、今日も、このバンドの生徒さんたちは、「受け入れ体制抜群」なのか特徴です。
何か準備した「歓迎イベント」がある訳ではなく、「よそ者」をスッと受け入れ、たちまち「仲間」のように生徒さんの方から、「あなたを受け入れていますよ」というオーラを出してくれるのです。

それは、笑顔であったり、真剣な表情であったり...

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私の話す内容に合わせて、皆で大笑いしたり、黙って話にうなずいてくれたり、最高の反応をしてくれました。

発問すると、ためらいながらも、挙手して話してくれ、皆もとても好意的な雰囲気で仲間の考えを聞いていたり...
練習中、「音楽に関わる」ある質問に対しては、何と10人もの生徒さんが挙手して発言してくれました。

こういう「安心感」や「心のゆとり」があるチームの雰囲気は、それそのものが音楽に影響します。

一度合奏を聴かせていただく中でも、それを感じました。
それぞれに「思い」があり、「自発性」と「主張」があるのです。
先生に仕込まれた感じでは、ありません。

「こう吹きたい」「こう感じてもらいたい」というメッセージが伝わってくるので、ある意味、統一性はなくても、音楽が生き生きしています。

今日聴かせていただいたのは、9月に入ってから始めたという日本人作曲家の吹奏楽作品です。

ところどころ、ピッチやハーモニーなどの基礎的事項の確認をしながらも、徹底して「音楽すること」という面からのアプローチをさせていただきました。

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「受け入れ体制」が良いバンドは、変容も大きいです。
拍節的に演奏されていたゆっくりの部分が、横に流れる「歌」になるまで、さほどの時間やエネルギーを必要とはしませんでした。

スッと入っていきます。
(しかし、ピッチやハーモニーを修正するのはちょっと苦手のようでした...。これからの課題ですね。)

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音楽は、どこまでも表情豊かに変容していきました。
皆の身体から出る「思い」と共に...

私にほめられる云々ではなく、すばらしい音楽に変わっていっていることを、生徒さんたち自身が感じ、さらに意欲を高めて表現していることがすばらしかったです。


途中、時々、一息つかせるために、私は、わざと話を脱線させて、生徒さんたちと何気ないおしゃべりします。
生徒さんたちも、様々に話してくれます。

「先生、僕、中学校時代に田川先生にレッスンしていただいたことがあります!」
「えっ! どこの中学校?」
「〇〇中学校です。」
「おぉ! 覚えているよ! △△先生だね!」

「うちの妹が、田川先生にレッスンしてもらったことがあります。○○小学校でクラリネットやっていました。」
「おぉ、そうか。妹さんによろしくね。」

こんな「つながる」話が出てくるのも、楽しいものです。

先生も一緒に、「おぉ~。そうなのか」と、楽しそうに乗ってくださいます。
だから、生徒さんたちも安心しておしゃべりしてくれます。

こういう「解放感」は、コミュニケーションの「潤滑油」です。

この生徒さんたちの持ち味なのか、顧問の先生の日頃からのご指導によるものなのかはわかりません。
でも、このバンドは、前もこんな感じでした。
良い雰囲気が、伝統として受け継がれているのかもしれません。


先生は、一冊のノートを用意されていました。
表紙には、「田川先生レッスン記録」と書かれていました。
練習の終わりごろチラッと見ると、もうすでに何ページにもわたって、レッスンの記録を書かれていました。

私のレッスンのために、わざわざノートを用意してくださったのです。
「これからレッスンのたびに、このノートに記録していきながら勉強させていただきます。」と...

良いお付き合いの継続で、このノートがいっぱいになったら...私もうれしいです。



終礼で、顧問の先生や部長さんの話を聞く生徒さんたちの顔は、キラキラ輝いていました。

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部長さんの「田川先生のレッスン、楽しかった人?」という質問...「ハイ!」全員がすごい勢いで手を挙げてくれました。

(よかった...でも、こわい質問する部長さんだなぁ。誰も手を挙げなかったら、田川はどうすりゃいいんだ...そこまで考え、それでも皆が手を挙げてくれそうな雰囲気だと察知して、そんな質問をしたのかな? 私にも自分たちの喜びが伝わるように...だとしたら、すごい部長さんだな。)

「その楽しさを、楽しかっただけで終わらせず、明日からの練習のエネルギーにして、次においでいただける日には、もっと上達した演奏を聴いていただき、さらに上のレベルのことを指導していただけるように練習していきましょう!」
「ハイ!」  最高のまとめをする部長さんでした。

こんなチームを育てている顧問の先生、すばらしいなぁ。

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「受け入れ体制」が抜群の君たち、心を開いて、素直に相手に向き合えるって、本当に素敵なことです。
「受け入れてくれている」と伝わってくると、こちらも、「もっともっと教えてあげよう」という気持ちになるから、結局は自分たちが幸せになるんだよね。
そして、そんな君たちとの練習は、僕も幸せでしたよ。
つまり、みんなが幸せ! 
その雰囲気をいつも大切にしながら、これからも皆で仲良く進んでくださいね。
おっと...でも、「ピッチやハーモニーはもっときれいに合わせなさ~い!」...失礼!でもほんと。
次のレッスン、僕も楽しみにしています!



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180センチ以上ある部員が3人もいました。
私の右隣のバスクラ君は、中学校時代はバレー部だったそうです。納得。
3人とも、朗らかでとっても良い人でした。



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                    これからも共にがんばっていきましょう!
                    先生のノートがいっぱいになるように、私も誠意を尽くします。



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| | 2014-09-23(Tue)22:49 [編集]


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| | 2014-09-24(Wed)20:54 [編集]