田川伸一郎のブログ

千葉県白井市の小学校バンド

今日は、千葉県の白井市の小学校にお伺いして来ました。

「白井市(しろいし)」は、私の住む我孫子市の南に位置する市です。
ですから、我が家からは、かなり近いエリアになります。

今日お伺いした小学校は、白井市でお招きいただいた2校目の学校です。
そして、前回お招きいただいた学校の校長先生が、この学校の校長先生です。

前任校でご覧下さった私のレッスンを、「単なる音楽指導ではなく、人間教育ですね。」と、とても喜んでくださり、現在の学校の子どもたちや先生方とぜひ出会わせたいと、校長先生自らご依頼のメールをくださいました。

とてもうれしかったです。

日頃は、朝練習しかしていないというバンドですが、今日は、特別に放課後の練習時間を設定し、保護者の方々にも早くから連絡して、塾などは調整していただき、皆、最後まで帰らずに、練習に参加してくれました。

顧問の先生方とは、全く初対面ですが、先生方は、校長先生からの「大宣伝」を聞いて、子どもたちと一緒にとても楽しみに待っていてくださいました。


今日は、もうじき行われる市内音楽会での発表曲の練習でした。

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今回の指揮は、副顧問の若い女性の先生です。
やる気満々で、とてもパワフルな先生です。


そして、驚いたことに、校内のたくさんの先生方が見学にいらしてくださいました。
校長先生からの呼びかけで、興味を持った先生方が自由にいらしてくださったそうです。
でも、まるで「授業研」のようで、ちょっと緊張してしまいました。

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少し覗いたら帰られるのかなと思っていたら...何と最後まで見学しておられました。
お忙しいはずの放課後の時間に...

子どもたちの演奏に拍手を送ったり、私の指導や子どもたちの意見を真剣に聞いてうなずいたり、演奏の変容に「おぉ、変わった」と小さく呟いたり...ただの興味ではなく、レッスンや子どもたちの演奏から「学ぶ」という姿勢で見学されていました。
そして、子どもたちを温かく見守る優しい目線でした。
こういうお姿だけでも、この学校の先生方の真心と情熱がわかるようでした。


レッスンでは、「速い息」と「シンコペーションのリズムを生かした吹き方」の2つを「キーワード」において、ポイントをしぼった練習をしました。

そして、私からの一方的な指導ではなく、子どもたちに考えさせたり、聴き比べをさせたり、音の表情を手で表現させたり、ヒントだけ与えて工夫させたりと、「自ら学び取る練習スタイル」で進めました。

はじめは少し緊張していましたが、だんだんと意見が増え、皆で和やかに練習を進めることができました。

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そして、みんな、お話の聞き方、返事、書き込みなどの「学ぶ姿勢」が大変すばらしかったです。
日頃の先生方のご指導が徹底しているからです。

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とても真剣な眼で話を聞いています。

そして、演奏は、少しずつ、「キーワード」がこなせる演奏に変容していきました。

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最後は、顧問の先生の指揮で演奏して、練習を終えました。
先生の指揮も、最初よりすごく良くなりました。
指揮の動作であまり引っ張り過ぎず、子どもたちに少しだけ任せ、その分、眼や表情で子どもたちとコミュニケーションを取りながら指揮をすることができました。

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先生も子どもたちも、すばらしい変容でした。

最後に感想を聞きました。

「日頃、あまり気にしていなかったことに気づき、演奏がとても良くなったのでうれしかったです。」
「とても丁寧に、きめ細やかに教えてくださったので、よくわかりました。」
「真剣なだけでなく、途中で、笑わせてくれたりしたので、とても楽しく練習できました。」
「息の速さやシンコペーションの吹き方に気をつけたら、私たちの演奏が、何だかキリッとした感じになったと思います。」
・・・

子どもたちは、なぜか、「今日の『授業』は...」と発言していました。
『練習』や『レッスン』ではなく...
きっと流れが、『練習』ではなく『授業』のようだったからでしょう。
これもうれしいことでした。

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学びの振り返りや感謝の気持ちを、自分の言葉で、とてもよく伝えることができました。
見学してくださった先生方も、一緒にうなずきながら、聞いてくださっていました。

「いつも朝練習しかしていないので、長い時間、飽きないで出来るかしら...」と心配されていた顧問の先生方でしたが、全く心配ご無用な子どもたちでした。

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充実感でいっぱいの表情で、最後のごあいさつです。

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初めて会ったみなさんでしたが、すぐに仲良くなって、一緒に楽しく練習できました。

自分で考え、工夫ができる。 
見えない「音」をまるで見ているように、言葉で表現できる。
そして、最後の疲れた時にでも、「ハイッ!」としっかり返事が出来る。

温かい先生方に見守られ、熱心にご指導いただいているおかげで、君たちがこんなに良い子たちに育っているのです。
これからも、そんな先生方に感謝しながら、「素直な気持ち」を大切に努力を続けてくださいね。

音楽会のステージでも、「速い息」や「シンコペーションの吹き方」に気をつけて、良い演奏をして来てください。

先生の家からとても近い学校ですから、また一緒に練習出来たらいいですね。
練習のあと、「先生、サインください~!」って集まってくれたみんな、次回はきっと書いてあげますね。



私のバンド指導を「教育」として評価してくださり、お招きのきっかけを作ってくださった上に、先生方にまで呼びかけをしてくださった校長先生、レッスンの準備を整えてくださった顧問の先生方、温かく真剣な目線で見学してくださった先生方、本当にありがとうございました。

校長先生のすばらしい学校経営と、先生方の誠意ある姿勢に敬服いたします。

この学校の子どもたちは、幸せです。

またお会いできる日を楽しみにしています。


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| | 2014-10-24(Fri)20:12 [編集]