田川伸一郎のブログ

東京都の小学校バンド

昨日は、東京都の小学校にお伺いして来ました。
東京都と言っても、片道約2時間半、往復5時間かけてのお伺い...ちょっとした小旅行気分でした。


車中、もちろん、私はマスクをしたまま「安静状態」...そう、ぐっすりでした。
まだ身体が休養を欲しているなぁ。

こちらの学校とは3年目のお付き合いをさせていただいています。

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児童数の減少と共に金管バンド部の部員数も毎年減少し、ちょっと寂しい気持ちです。

でも、子どもたちも先生も、「人数が少なくなったから...」というネガティブな気分とは無縁。
とっても明るいんです。

顧問の先生は、超ベテランの女性の先生です。
これまで、赴任される学校で次々にバンドを立ち上げて来られた「情熱の先生」です。

児童数わずか数十名の小規模校でも、「ここではできない」ではなく、「ここでもやる!」と金管バンド部を作り、学校や地域に自信を与えて来られました。

先生の「エネルギー」の源は、「子どもが好き。子どもと音楽をするのが好き。子どもと一緒に頑張るのが大好き」という精神です。

今も、「バンドをやっていなければ、もっと楽な生活?と考えてみても、私には無理。こうやって子どもたちと頑張っているから元気にやっていられるんです。かわいい子どもたちから、私はエネルギーをもらっているんです。」と...

「もう、子どもたちが大好きで。かわいくて仕方ないんですよ」と、愛情豊かにおっしゃる先生。
そんな先生に愛され、日々努力する子どもたちは、人数が少なくなったとは言えども、先生の「愛」だけで十分な位、幸せなのです。

純朴で素直、あっけらかんとした子どもたち。
そして、それぞれの個性をありのまま見せられる空気...先生が作られた「安心の空間」です。

その中で、子どもたちは、最善の努力を続けています。


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コルネットに6年生は一人だけ。でも、なんのその!  ユーフォはいつも言葉を交わし、教え合っています。

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立派な姿勢と構えが自慢のトロンボーン。     真面目でしっかり者ばかりのホルン。

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大人のような安定感とたくましさのバス。     6年生一人に4年生3人でこなす打楽器。


選曲にも無理はしません。
この編成と力で十分こなし得る曲を選んで、それをしっかりと仕上げます。

だから、子どもたちは、いつも「努力すれば跳べそうなハードル」が見え、意欲がわきます。

レッスンが楽しく出来るのも、そんな「跳べそうなハードル」が見えるからです。

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楽しく練習して、確実に上手になる!

何て良いことでしょう。

ひとりひとりの楽譜には、先生が個人チェックをして、合格した日付まで書かれています。
ひとりひとりを先生がちゃんと見て、ちゃんと指導して、そこに励ましや賞賛があって...

子どもたちひとりひとりが、ほのぼのとした自信に満ち溢れているのも、そんな先生の真心のご指導あってのことでしょう。


先生は、あえて配慮していらっしゃることがあります。

お弁当の時には、子どもの輪の中に入らず、子どもの声や空気が感じられる程度に離れたところで、おひとりで召し上がるそうです。

「子どもたちだけの時間や空間も作ってあげたいんです。お弁当という自由な気持ちになれる時間を、子どもたちがありのままの姿で楽しみ、心を開放し、関わりあっていけるように...。でも、遠くにはいません。ありのままの子どもたちから、見えてくることもありますから...」

こんな計らいの中に、先生の「ベテラン」としての理念もうかがえます。


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あなたたちが大好きで大好きで仕方がないとおっしゃってくださる先生の元、毎日元気に活動できる皆さんは、本当に幸せです。
ひとりひとりが、それぞれの輝きに自信を持って生活できる環境を作ってくださる先生は、「神様」かもしれませんよ。
これからも、ガッツで練習し、先生の愛情と期待にこたえていきましょう。

たくさん出た「宿題」は、君たちなら乗り越えられるハードルばかりです。
次回のレッスンまで、どこまで跳び越して行きますか?

期待しているよ!



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| | 2014-11-30(Sun)08:10 [編集]