田川伸一郎のブログ

旭川から~その1~

この月曜日から水曜日まで、北海道の旭川にお伺いしてきました。

羽田空港に着くと、めったに見えないほど美しい富士山がくっきりと...

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何かとてもいい旅になりそうな予感に胸が躍りました。

「揺れが予想されます。」とのアナウンスに覚悟を決めましたが、たいした揺れもないうちに無事着陸。
「やっぱりついているかも!」とムフフ。

雪は積もっていましたが、-1℃と、旭川にしては暖かい気温。

ここのところ、冴えない出来事に、ふぅっとため息をつくことが多かった私は、旭川で一気にテンションアップしました。

革靴で行きましたが、昨年、「スノーシューズ」を用意してくださってあり、空港で履き替えさせてくださいました。
マイシューズとは、帰りの空港までお別れ。
ここまで気を回していただき、本当にありがたかったです。

そして、今回は、さらに強い「味方」が...

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中は柔らかい毛で、足がポカポカ。
私はスリッパが苦手で、レッスンのときは、脱ぎ捨てて、裸足で歩き回ることも多いのです。

知人が「寒い時期のレッスンにどうぞ」とプレゼントしてくださいました。

今回は、旭川に持参し、学校での上履きにさせていただきました。
これなら跳んでもはねても大丈夫。

超快適です。 先生、ありがとうございました!


今回のお招きは、小学校2校、中学校5校、高校1校からいただきました。

アンコン以外は、目前に何があるということではありませんが、今の時期を大切に練習することをご存じの先生方ばかりです。
もちろん、「基礎」ばかりではありません。
基礎も充実させながら、しっかり「音楽」の勉強をされています。


今回のブログは、お伺いした学校順に3つの記事にわけて、ご紹介させていただきます。

到着日には、2校のレッスンがありました。


1校目は、小学校でした。

夏にもお伺いした小学校ですが、今回は新校舎になって初めて。
すばらしい校舎に感動しました。
金管バンドが練習できる場所もいくつかあり、必要に応じて、場所に選択ができます。
もちろん、音楽室も楽器庫も使いやすく作られていました。

今回は、本番モードで、バンドユニフォームを着て、まず全員での合奏曲を2曲聴かせていただき、ワンポイントアドバイス。
2日前に大きな本番を終えただけあって、夏からの大きな成長が見られる演奏でした。

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何よりよかったのは、ひとりひとりに「意思」が見えたこと、そして、楽譜に書かれた音符を
「自分の言葉」として心から語るように演奏していたことです。
 
顧問の先生方が育てたかった「力」です。
それが見えたことが、とてもうれしかったです。


そして、次に、アンサンブルやソロを聴かせていただき、これはそれぞれのチームの課題に応じてしっかりレッスンさせていただきました。

他のメンバーは、黙って見学勉強です。
小さい学年の子も、飽きずに真剣に見学できていました。
「学ぶ心」が育っています。

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それぞれのチームが、別のオープンスペースで練習できます。
見学するのにも、最高の環境です。
うらやましい!


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ソロの児童は、音楽室です。 落ち着いた環境で練習できます。

今回聴かせていただいた合奏曲、金管八重奏、打楽器四重奏、コルネットソロの曲は、すべて先生がこの子どもたちのために、ご自分で作曲された曲です。

児童の実態に合わせ、ハードルも設定し、先生方育てたい力がつくトレーニング的要素もある曲ばかりです。
そして、子どもたちが食いつくような魅力的な曲想...先生からの最高のプレゼントに、幸せな子どもたちです。

そして、レッスンの途中では、「すみません。作曲者さん、ここの部分は?」と、曲そのものの解釈について質問し、勉強できるのも楽しいひとときです。

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先生が君たちのために作ってくださった曲で、毎日努力でき、大きく成長でき...
あっけらかんと明るい君たちでも、きっと悩んだり、苦しんだりしたこともあったことでしょう。
先生や仲間、そして、家族のみなさんに励まされ、支えられたおかげで「今日の日」があるのだと思います。
君たちが見せてくれた「意思」は、努力してつかみ取った大切な「宝」だと思います。
新しい校舎、すばらしい環境で練習できることにも感謝して、ますますたくましく成長していってください。


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広い校庭は、一面の雪。 でも、校舎の中は信じられないほどの暖かさでした。
みなの熱意のおかげもあったのでしょう。




1日目の2校目は、中学校でした。

今年度、前任の顧問の先生が転出され、若い女性の先生おふたりでご指導されています。
3年生が引退して、今は18人ほどで活動中。
20人を切ると、選曲も活気づけも難しくなるものですが、人数が少なくても、パートのバランスを何とか保てているので、とても良い曲を選んで、きちんと音が埋まっています。
そして、このバンドの明るさや真面目さは、何も変わらず、気持ち良い雰囲気で迎えてくださいました。

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3年生が引退してから、初心者の1年生もメキメキ上手になってきたようで、初心者ひとりしかいないパートの音も、しっかりと出ていました。
2年生の「引っ張り感」も良好。
まだまだ伸びしろがある技術の実態ではありますが、気持ちが先に先にいっているのは、とても良いことです。

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曲の練習の中で、「音型」「アーティキュレーション」「音圧」「息の支え」など、基礎的な技術を「表現」と絡めながら確認していきます。
この人数の良さは、ひとりひとりの演奏をそばで聴き、細かいアドバイスができることです。
途中、なかなか課題がクリアできず、私の指導がしつこくなってしまった生徒さんに、「もうやめておきますか?」と聞くと、「やります」と言って、何度も格闘。
とうとうクリアできて、皆で大きな拍手。
こうやって困難を乗り越える執念をもっているのも、このバンドのすばらしいところです。

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レッスンの最後には、皆で円をつくり、素敵な合唱を聴かせてくださいました。
表情豊かな歌に、心が洗われました。

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新チームとしての歩みには、不安もたくさんあると思います。 うまくいかないこともたくさんあると思います。
そんな時には、逆に、皆で明るくふるまい、手をつないで歌い、前を向くことです。
3年生がいなくなった後、3年生に頼っていた気持ちから立ち上がり、ひとりひとりがぐんと伸びていることがわかりました。
その調子です!
音楽の様々な表情をいきいきと表現しようとする君たちの「良さ」を強みに、これからもますます伸びていきましょう。
次回お会いするのは、新年度です。 どんな成長を見られるか、楽しみにしています!


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| | 2015-01-15(Thu)21:10 [編集]


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| | 2015-01-17(Sat)09:39 [編集]