田川伸一郎のブログ

感謝と責任

先日、お手伝いさせていただきました岩手県での講習会。

事務局を務められている先生が、ご自身のブログにこのようにご紹介くださいました。(原文のまま)

 本日は支部主催の指導者講習会でした。事務局長としてやりきった感に浸っております(^^。
 今回は講師に、全国的にも有名な田川伸一郎先生をお迎えして「豊かな音楽表現を目指して」と言うテーマで午前のレクチャーと午後のワークショップを行いました。どちらも大変にすばらしいもので、特に、午後のモデルバンドをうちの学校と隣の学校とで合同バンドで行ったのですが、生徒の顔の輝きがどんどん増していくのが見えてとてもうれしく思いました。と同時に、普段それをやれていない自分に少々情けなさも感じました。

 私がこの年になって痛感しているのは「若い頃に素敵な指導者との出会いがもっとあったならばなあ」ということです。20代30代で今日のような講習を受けていれば、今とは違った形でバンド指導できていたかもしれない。悪く言えば今まで出会った生徒たちに申し訳なく思うことがある。よく考えると、これから出会う生徒たちにはもっと素敵な音楽との付き合い方を示してあげられるかもしれない。ということです。でも時間は巻き戻せないから、未来を見て活動して行こう。そう強く思えた今日の講習でした。そんな前向きな勇気を持てたのも今日の収穫です。

 そして、今日参加された若い世代の指導者の方々に、こういう場を設定してあげられたことを、本当に心からうれしく思いました。どんどん吸収して大きく育てて、次へ渡していってください。

 音楽は人を笑顔にするもの。楽しく練習しなければ楽しい本番は無い。そんな基本的なことを忘れたわけではないけど、横においていたかもしれません。明日からもう一度、生徒と一緒に自分たちのやりたい音楽を見つける努力を、真摯に続けようと思います。迷いは晴れました。この気持ちを持ち続けなくては。

 田川先生と生徒と今日参加していただいた皆様に心より感謝します。私のためにありがとう。


先生の個人ブログはこちらから
http://nukka.blog103.fc2.com/


そして、事務局の先生に届いた先生方からのアンケートの一部です。

♪明るくさわやかで、指導者が前向きになることができるような時間を過ごすことができました。想いを共有すること、仲間と関わっていくことの積み重ねが、演奏をより豊かにすることにつながっていくということを学ばせていただきました。

♪吹奏楽(音楽)を通した人間教育の実践内容をお聞きすることができ、生徒の指導技術以前に自分の心が浄化されていくような感覚でした。日々、私たちは「上手に」演奏することを求めてしまいがちですが、田川先生は自己開示をしながら生徒の心をほぐし、演奏者同士の心をつないでいるのだと感じました。一方通行の音楽ではなく、響きや意識の範囲を上下左右にひろげることの大切さを教えていただきました。
 

♪合奏で大切なことは生徒とコミュニケーションをとることだと感じました。午後にモデルバンドの生徒たちと合奏をされた際、最初は緊張していたのか少しかたかった生徒たちが、だんだんとやわらかくなり、意思表示をし始めたのを見て驚きました。緊張を和らげて、力を引き出してやることも指導者の役目であると実感しました。教えていただいた方法、特に数々の名言を使わせていただいて、自らが生徒たちのお手本になるように自分も変わっていきます。

♪チューニングやハーモニーが揃うことは大事であるがすべてではない。音楽を深めるのはコミュニケーションであり、音楽を高めるのは感謝の心である。演奏は手段であって伝えるべきは愛である。これが先生のお話を聞きバンド指導を見せていただいて感じたことです。

♪小手先の知識で生徒を縛り自分の掌の上で踊らそうとしてきた、そんな愚かだった自分に気付きました。これからは今回の先生の教えを胸に、生徒たちと明るく楽しく愛に溢れた音楽を創りたいと思います。またぜひ先生のお話を聞ける機会があることを願います。



講習会を企画、開催される役員の先生方は、大きな責任を感じながらお仕事されていらっしゃいます。
それは、どこの地区のどの先生方でも同じです。

ですから、講師のご依頼を受けた瞬間から、そのような先生方の「責任」を自分の背中に背負って準備を進め、当日を迎えます。

特に、私のように力の足りない者は、最善を尽くしても、まだ足りないわけですから、最善以下のことは絶対にせぬよう、努力の限りを尽くします。
準備はもちろんのこと、当日、仮に、何か不調や苦悩のうちにあるタイミングであったとしても、笑顔を絶やさずに...

役員の先生が、全てを終えて、ほっと胸をなで下ろせた瞬間、手ごたえを感じられた瞬間...そんな「瞬間」を感じていただけた時に、私の「責任」は終わるのだと考えています。

そして、私のような者を講師としてお選びくださり、お招きくださった役員の先生方への「感謝」と「責任」は、結果として、私自身を成長させてくれる機会となったことに気づき、さらに感謝の気持ちが深まります。


受講された先生方からも、多数のコメントやメールを頂戴いたしました。
温かいお言葉の数々を本当にありがとうございました。

先生方のご健康とご活躍を心からお祈りいたしております。

そして、お世話になりました役員の先生方に、改めて感謝申し上げます。

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| | 2015-02-04(Wed)16:00 [編集]


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| | 2015-02-05(Thu)11:37 [編集]