田川伸一郎のブログ

うれしかった再会

今日は、県内の小学校バンドのレッスンでした。

まだコンクール曲は始めたばかりで、譜読みのお手伝いのようなレッスンになりましたが、皆のやる気がすごくて、驚きました。

今年は部員の「男子率」も高く、元気な男の子たちが中心になって、「ハイっ!!!」と超気合いの入った返事をしてくれます。

4年生は、まだ音出しの練習をしている最中ですから、もちろん演奏は楽器を持って見学。
でも、音楽に合わせて首を動かしてみたり、一緒に歌ってみたり、参加している気分を満喫しているようでした。
そして、休憩時間になると、私のそばに来て、「プ~パ~」と音を出して聴かせてくれます。
正直、あまり聴きたくない種類の音だけど...笑顔で、「うんうん。いい音だね。いっぱい練習するともっといい音になるよ。」と言ってあげると、うれしそうに、「うん」とうなずいて、また「プ~パ~」

そんな4年生たちの間を抜けて私に寄ってくるイケメンの部長君は、「田川先生は、どこ生まれなんですか?」と、色々私のことを聞きたいらしいです。
というか、何か話題を提供して、私に関わりたいのかな。
こうやって、普通に会話が成り立つ6年生たちは楽しいな。
「プ~パ~」と音で関わってくる4年生も楽しいけれど...

私は、練習時間ももちろん楽しいけれど、休憩時間も大好き。
特に、こうやって私に寄って来てくれる子どもたちと過ごす休憩時間は大好き。
こんなオジサンでも、遊んでもらえてうれしいな。

そして、休憩時間が終わり、また練習が始まります...

今日は、家庭訪問期間だったので、3時間近く練習が出来て、私も子どもたちも、ちょっと疲れたけれど達成感いっぱいのレッスンでした。

練習の終わりごろ、そ~っと入って来られた女の先生がいらっしゃいました。
お手伝いしてくださっている副顧問の先生のようです。
特に、気にもせず、練習を続けました。

終わりのあいさつの後、顧問の先生が、「今年からお手伝いしてくださっているM先生です。5年生の担任で...」と、その女の先生を紹介してくださいました。

「あの、私、〇〇高校で田川先生にレッスンしていただいた...」
話の途中で、「え~っ!、覚えているよ!何でここに?!え~っ!」と、興奮。

子どもたちも顧問の先生も、そんな私にびっくり。

「田川先生という講師の先生がいらっしゃると伺って、もしかしたら私が知っている田川先生なのかなと思っていたんです。やっぱりそうで、レッスンの様子も懐かしくて...」

高校を卒業してから、大学の教育学部に進み、今年の4月に新規採用教諭としてこの小学校に赴任したそうです。

校長室では、校長先生、顧問の先生と一緒に彼女も話に加わり、高校時代の部活のことなどを楽しくお話し出来ました。

「私たちも、レッスンの後などに、田川先生の周りに群がってたくさんおしゃべりさせていただきましたよね。とっても楽しかったです。」
「そうだったね。ここの子どもたちと同じ!」

まだ教師人生は始まったばかり。
これからたくさんの試練もあると思いますが、このかわいい子どもたちと一緒に毎日を生き生きと過ごしてほしいです。
そして、ご自身が吹奏楽部で学んだチームワークや気づかいの心、音楽の力...子どもたちに伝えていってくださいね。

時間の許す限り、吹奏楽部のお手伝いもお願いしますね!

今日、こうしてまさかの再会が出来たことを本当にうれしく思います。

がんばれ、Mさん!

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第一回 「我孫子の会」

昨夜は、とても楽しい「夕食会」がありました。

我が街・我孫子市の先生方数名が声をかけ合ってお招きくださいました。

そう言えば、フリーになり、市川から我孫子に転居して、市内の学校にもレッスンにお招きいただくようになり、知り合いの先生も増えたのに、「お食事会」などしたことがありませんでした。

地方でのレッスンの際や、東京都の先生方とは、「お食事会」もさせていただいていますが、一番近い我孫子市の先生方とは全く無かったのです。

「ブログで、他地区の先生方とのお食事の様子を見て、いいなぁと思っていたんです」とおっしゃってくださり...

そんなわけで、昨夜は、第一回の記念すべき「我孫子の会」でした。

新年度が始まって、先生方はとても慌ただしい時期です。
歓送迎会などもあり、夜、ご家庭を空ける日も多いと思います。
それなのに、「コンクールに向かう時期には田川先生はとてもお忙しいくなるでしょうから」と、あえてこのタイミングにお声かけくださったのです。
しかも、「田川先生がお出かけしやすい湖北で」と、我が家から徒歩1分のレストランを予約してくださいました。

何とありがたいこと...


この春は、我孫子市の音楽の先生方は大異動の年でした。
加えて、定年退職や早期退職の先生もいらっしゃり...
また他市から新しく転入された先生や新卒の先生も数名いらっしゃいます。

長い期間の行政でのお勤めから校長先生になって現場に戻って来られた先生もいらっしゃいます。
先日、あるレッスン校に用事でお伺いした時、校長先生がまさに行政から戻られた音楽の先生で、以前からよく存じ上げている先生でした。
「田川先生、ちょっと校長室でコーヒーを召し上がって行ってください」と、慌ただしい学校の雰囲気の中、優しいお声をかけてくださいました。
「いや、今からレッスンに向かわなければならないので...」
「そうですか...残念だなぁ。田川先生、うちの学校のレッスンの日とは関係なく、校長室にコーヒー飲みにいらしてくださいよ。せっかく近くにいらっしゃるのですから。」
「ありがとうございます。」

・・・まさか、お忙しい校長先生のところに、「用事はないですが、コーヒー飲みに行っていいですかぁ?」なんてことは出来るはずもありませんが、そのようにお声かけいただいただけでも、とても近くに感じ、うれしかったです。

昨夜の夕食会では、部活指導や音楽授業のことだけでなく、今まで聞いたことがなかった先生方の経歴やちょっぴりプライベートなお話も伺え、とても楽しかったです。

また、知っているようで知らなかった我孫子市の音楽教育の現状や「我管研(あかんけん・我孫子市管楽器教育研究会の略)」のこれから進む道への願いを伺ったり...先生方の意欲や夢を伺い、私も今まで以上に地元・我孫子市の先生方と子どもたちを大事にしていきたいという気持ちになりました。

「次回は、〇〇先生や△△先生も誘いましょう! そう、中学校の先生方にも声をかけます! 場所はここだったら田川先生もお出かけしやすいですよね! 田川先生のお誕生会もここでやりましょうよ!」

???!!!???!!!

あっかるい先生方! あったかい先生方! すってきな先生方...こんな先生方が我孫子市にいてくださって、とってもうれしいです!
我孫子市の子どもたち、幸せだなぁ。

今年1年、地元・我孫子市のために頑張ります!
何でも相談してくださいね! 
必要あらば、救急車のように飛んで行きます! ♪ピーポーピーポー~

楽しいひとときをありがとうございました。
次回も楽しみにしています! 
「我孫子の会」、バンザイ\(^o^)/

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                 朝の散歩で...

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一枚の葉書

新学期もスタートし、学校には新しい風が吹いているこの頃です。

この時期、レッスンは少なめですが、学校にお伺いすると、忙しそうに走り回る先生方の姿、緊張した面持ちの新任の先生の姿...
あぁそうだったと思い出す光景に出会います。

そして、ご退職された先生から、「退職のごあいさつ」のお葉書が届き、感慨にふける瞬間も...

今日届いた1枚の「退職のごあいさつ」の葉書...犢橋小学校に私と一緒に赴任した事務職員のSさんからでした。
その年、5月採用の新卒の先生は2名いましたが、4月1日採用の職員は、私と彼だけでした。

Sさんは、高校卒での採用でした。
私よりも4歳年下でしたが、とてもしっかりしていて、驚くことばかりでした。

教員と事務職は、仕事の内容は全く違いますが、新任同士、「どう?慣れましたか?」と声をかけ合い、たまに帰りに一緒にご飯を食べたり、彼の家に遊びに行ったりしたこともありました。

彼は、身体に障害をお持ちでしたが、そんなことは気にせず、明るくハキハキ話し、笑顔の素敵な青年でした。

事務室は、学校の顔。 お客様や保護者にも明るく対応し、「若いのにテキパキして、すばらしい」と、好評の声も耳にしました。
彼より4歳も年上だった私なのに、彼にはずいぶん助けられ、教えられました。

そんな彼からの「退職」のお葉書...犢橋小学校から転勤した後は、お互いに連絡を取ることもありませんでした。
私が退職して、今、我孫子に住んでいることもご存じないはずです。

心当たりは...葉書に書いてあった彼の最後の勤務校に、私は数年前にレッスンに伺ったことがあるのです。
もしかしたら、当時、その学校にお勤めだったのかもしれません。
校長先生や音楽の先生にお渡しした名刺を目にしていたのかもしれません。

定年まで何年も残して退職されました。
「高齢の両親の面倒を見ながら、しばらくは家事に勤しみたいと考えています」と書かれていました。
「介護」が一番の理由かどうかはわかりませんが、それも大きな理由のひとつのようです。

Sさんからの1枚のお葉書を読んでいるうちに、なぜか涙がポロポロ出てきました。
ずっとご無沙汰していた私のことを覚えていてくださった。
そんな私にお葉書をくださった。
ありがたくて、ありがたくて...

桜満開だった犢橋小学校の校庭や、緊張して毎日を過ごしていたあの頃...「同期生」として励まし合っていたSさんのことが、昨日出会ったように鮮明に思い出されました。

お互い、道は違っても、その後も精一杯仕事に尽くしました。

何年も残して早期退職された裏には、きっと様々な思いや決心があったことと思います。

早速、お手紙を出したいと思います。
そして、出来ることなら、お会いしに行きたいと思います。

私にとって、大切な「同期」の仲間ですから。

まずは、Sさん、ゆっくり休んで、お疲れを癒してください。
そして、ご両親のためにも、どうかお元気でお過ごしください。


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20年の時を越えて

こんなブログコメントを頂戴しました。

はじめまして。
私は平成9年小学5年生の時に寿北小のクラリネットパートに所属していた〇〇と申します。
何年も前の記事ですのでコメント読んで頂けているか分かりませんが偶然この記事を見つけ涙が出る思いで、どうしてもお礼をお伝えしたくコメントしました。

田川先生がいらっしゃった当時のこと、鮮明に覚えております。
ワルツのパート練習を見ていただいたことも覚えております。
当時はいつも怒られていたので私は自分はクラリネットが下手なんだとずっと思っておりました。
それでもクラリネットが、吹奏楽が大好きで大好きで、音楽をやめてしまった今でも平成8年、9年2年連続で全国大会に行けたことが奇跡のような時間であったことを思います。

私がコメントをさせて頂こうと思ったのは、坂下先生が悲痛な悩みを抱えてらっしゃる時期もあったと書かれていた部分を読んだからです。

実は今教育に携わっているのですが(音楽ではありません)、自分が正しいと思うこと、信念を貫くことがどれほど苦しく辛いことかを実感しています。
また子供に結果が出ることでしか保護者や、周りを納得させられないことは承知の上ですが、結果が出ても言われも無いことを陰で言われたりすることも多々あります。

私は当時坂下先生に教えて貰っていたことでずっと心に残っていることがあります。
それは、 【「今」という「時」を大切に】 【「今」という「時」は2度と戻らない】ということです。
当時コンクールに向けて練習する中で「今はわからないかもしれないけど、このメンバーで演奏出来ることは2度とないんだよ。大人になってこのメンバーで集まりたいと思っても叶わないんだ。だから今このメンバーで演奏できることを大事にして、一つ一つ大事に吹きなさい」と、言われていました。

大人になり今子供達に同じことを伝えております。
音楽にはもう携わっておりませんが、田川先生のこのブログを読み、当時坂下先生が伝えようとしてくれていたこと、想い、葛藤などが今になりわかることもあり、感動と感謝の思いが溢れてきました。

一緒に吹いていた先輩でプロになった方、まだ楽器を続けている友達もいますしその方達からすると私は音楽を語れるほどの知識も技術もありません。
ですが、全国大会に行ったこと、厳しい練習を乗り越えたことは私のかけがえのない宝物となっています。

久しぶりに当時の音源を聴き、また私も頑張ろうと思えました。
田川先生はたくさんの全国の素晴らしい生徒さん方にお会いしていると思うので私がコメントを差し上げるのも恥ずかしいのですが、当時のことを書いていただき、評価をして頂いたことがとても嬉しかったです。

長文でまとまらない文章でしたが、読んで頂けていましたら幸いです。
お忙しい毎日だと思いますが、ご自愛ください。
田川先生のご健康と益々のご活躍をお祈り申し上げます。



このコメントをくださったのは、鹿児島県鹿屋市立寿北小学校吹奏楽部で20年前にクラリネットを吹いていた部員の方です。

目を留めてくださったのは、下記のブログ記事でした。

ブログ記事「坂下伸一郎先生」
http://schoolbandsupporter.blog24.fc2.com/blog-entry-707.html


坂下伸一郎先生は、私が心から尊敬している先生です。
鹿児島県で小学校の先生をされています。

鹿屋市立寿北小学校、名瀬市立小宿小学校、霧島市立国分小学校、鹿児島市立吉野東小学校...転勤される先々で素晴らしいバンド指導、そして、人間教育をされて来ていらっしゃる先生です。

上述のブログ記事のとおり、平成9年度の「全日本小学校バンドフェスティバル」での寿北小学校の演奏に衝撃を受けた私は、はるか寿北小学校まで練習見学に行かせていただいたのです。
私が大柏小学校に在職中の時でした。

その時、クラリネットを吹いていたひとりが、コメントをくださった〇〇さんです。

今、教育に関わるお仕事をされ、当時の坂下先生のお気持ちが心から理解できるということ、そして、坂下先生からいただいた「大切なこと」を、今、子どもたちに伝えているということ...
とてもとてもうれしいです。

そして、たった1日、千葉から見学に伺わせていただいた私のことを覚えていてくださったこと...20年の時を越えて、こんな心のつながりが得られたことに感謝いたします。


現代の教育環境の中で、本当に正しいことを伝え続けるのは、相当なエネルギーと忍耐、時には屈辱を伴う仕事かもしれません。

でも、ご自身が信じて来られた「軸」を大切に、ぜひこれからも、勇気を持って、伝え続けてほしいと思います。

〇〇さんだけでなく、全国の先生方も...

                       どうか負けないで...

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『ザ・男子会』 in 東京

一昨日の土曜日の夜、東京都の若手ホープ(?)の男性の先生方3人からのお誘いで、『ザ・男子会』にお招きいただきました。

私は、埼玉県で2校お伺いした後でした。 
先生方はそれぞれの土曜日を過ごした後、新宿駅南口で待ち合わせてとっても美味しいイタリアンのお店へ。

3人は、東京都の小学校の音楽専科教諭としてご活躍中です。

小管研にも入っておられ、おひとりは先日の東京都小学校管楽器演奏会にも出演され、すばらしい演奏を聴かせてくださいました。

東京都の研修会でもお話しすることはあるのですが、「田川先生と、もっとゆっくり、たっぷりお話しさせていただきたいんです~」とのことで、この会となりました。

授業のこと、管楽器活動のこと、子どもたちのこと、自分自身のこと、私の教員時代のこと、これからやりたいこと、職場のこと、今の悩み、これからの生き方について...
うれしいことも、しんどいことも、話題は尽きることがありませんでした。

私を含めて4人なので、誰かが話を独占することもなく、皆が話し、皆が聞き、うなずき合い...

私の現役時代の「特別な苦労話」や「どうやって勉強していたか」ということには、特に神妙に、真剣に聞き入ってくださいました。

「女子会」をやっている先生方の話はよく耳にしますが、どちらかというと女性教諭が多い小学校で、こういうやる気に満ちた男性の音楽専科の先生方が「男子会」を開いて心をつなぎ合うのもいいもんだなぁと思いました。


現職の頃、男性職員だけの飲み会を『野郎会』と称してやっていた職場もありましたが、単なる「ドンチャン騒ぎ」でした。
だいたいは、誰か威張っている先生の「自慢話」や「不満話」を聞いている感じで、私はどちらかと言うと「聞き役」。 
「用事があって参加出来ません」なんて言うと、あとでこわいかなと思って、嫌々出席していたこともありました。

この3人の先生方はどう考えても「野郎会」ではなく、もっと上品でおだやかな「男子会」です。
いつまでも食べて、話して、聞いていたいような、とても居心地の良いひとときでした。

「この次は、〇〇先生も誘おうか!」と、もう次回の『ザ・男子会』の計画まで。


明日の火曜日は、都小管研の3月例会。 私が講師です。

「この『男子会』のこと、月曜日にブログアップしたら、ご覧になった女性の先生たちから、『ずる~い!』って言われるかもですね」と話すと、「言われてもいいですよ~! 『いいでしょ~!』って言いますから」と・・・(笑)

なごやかで仲良しの都小管研の先生方ですから全く心配ありません!(笑・笑)


3人の先生方のますますのご活躍を心から期待しています。

そして、次回の『男子会』も楽しみにしていますね!

お誘いいただき、ありがとうございました。

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