田川伸一郎のブログ

第41回東京都小学校管楽器演奏会~第4日目

昨日は、東京都小学校管楽器演奏会の第4日目に講師としてお伺いさせていただきました。

会場は、練馬文化センターでした。

昨日も、とても良いお天気で、今年は4日間とも好天に後押しされての幸せな演奏会となりました。

数年前には、大雪のために、当日判断で中止になった日があったり、その翌日は開催したけれど、学校付近の交通が麻痺してやむなく欠場する学校があったり...
天気のせいで、中止になったり出られなくなったりすることがあるのだと思い知らされた年でした。

開催できるのはあたりまえではない。
出演できるのはあたりまえではない。
・・・事実として学んだ私たちでした。

この4日間の幸せな開催、そして、事故なく終演できたのは、小管研の先生方の細かいご配慮、出演校の先生方や保護者の方々のしっかりしたサポート、そして、子どもたちの良い緊張感や高い意識があったからです。

昨日の講師の先生方です。

・波多江史朗 先生 (カルテット・スピリタス 東京音楽大学・サクソフォン)
・井上 順平 先生 (武蔵野音楽大学・トロンボーン)
・後藤 洋 先生 (作編曲家・昭和音楽大学教授)
・大山 博 先生 (打楽器奏者・ステージでの共用楽器のチューニング)
・田川 伸一郎



最終日を飾ってすばらしい演奏を聴かせてくださった出演校の皆さんです。 

♪ 台東区立富士小学校 (ステージドリル)
♪ 江東区立第二砂町小学校 (金管バンド)
♪ 多摩市立東寺方小学校 (吹奏楽)
♪ 小平市立学園東小学校 (吹奏楽)
♪ 練馬区立大泉小学校 (金管バンド)
♪ 立川市立第二小学校 (吹奏楽)
♪ 中野区立平和の森小学校 (吹奏楽)
♪ 千代田区立九段小学校 (ジャズバンド)
♪ 目黒区立東山小学校 (管弦楽)
♪ 北区立滝野川第六小学校 (金管バンド)
♪ 昭島市立武蔵野小学校 (金管バンド)
♪ 江東区立辰巳小学校 (金管バンド)
♪ 文京区立窪町小学校 (吹奏楽)
♪ 国分寺市立第九小学校 (吹奏楽)
♪ 台東区立金竜小学校 (金管バンド)
♪ 国分寺市立第十小学校 (吹奏楽)
♪ 武蔵野市立大野田小学校 (吹奏楽)


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3月14日の例会では、4日間にわたる管楽器演奏会を振り返ってのまとめをします。
講師の先生方を代表して私が出席させていただきます。

毎日の終演後に講師の先生方からいただいた貴重な総評をまとめてプリント資料にするという仕事にこれから取りかかります。

41年も続いている「東京都小学校管楽器演奏会」、今年は合計68校の出演で感動的に終わりました。
私も、68枚の講評用紙に、びっしりと...思いを込めて...講評を書かせていただきました。

先生方、子どもたち、本当によく頑張りました!

心から拍手を贈ります!

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今年度も、4日間にわたりお招きいただき、本当にありがとうございました。

東京都小学校管楽器教育研究会のますますのご発展を心からお祈り申し上げます。



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小学校の合唱指導~卒業式に向けて

昨日は、県内の公立小学校の音楽の授業のお手伝いをさせていただきました。
卒業式に向けての合唱指導です。


3時間目は、4.5年生の合同授業。 4時間目は、6年生の授業でした。
昨年も、この時期に同様にお招きいただきました。

そして、こちらの音楽の先生が前任校に勤めていらした時にも、同様に毎年お招きくださっていました。
ですから、先生との合唱の勉強は、もう何年も続いていることになります。

その数年間の間に、先生の合唱指導の仕方や濃さは、確実に変わっていきました。
当然、毎年毎年、子どもたちの歌声も表現も大きく成長していきました。
子どもは、毎年入れ替わっていくわけですが、先生の指導力の向上と比例して常に子どもたちが変容し続けているのです。

毎年の私の指導の仕方をご覧になり、それを自分のやり方にアレンジして取り入れていく...「田川先生から合唱指導を勉強させていただいていなかったら、私は、あの頃の指導をずっと続けてしまっていたと思います。自分でも、授業での歌唱指導の仕方が変わって来ていることを実感しています」とおっしゃる先生。

教師が常に学び続けることの大切さ・・・それを身をもって感じていらっしゃるすばらしい音楽の先生です。
そして、校長先生や担任の先生方が、私の合唱指導から音楽だけではない面で学べることがたくさんあるとおっしゃってくださり、この日を楽しみにしてくださっているというお話からも、この学校の先生方の「学ぶ心」の高さや強さを感じます。

今年はどうかな? 
とても楽しみにお伺いさせていただきました。

4.5年生も6年生も、昨年にも増して、美しい声、豊かな表現で立派な合唱が出来ていました。
特に、「表現」では、音程やハーモニー、強弱はもちろん、曲想を感じ取って、声の音色まで変えながら身体全体で歌う姿に、はじめから感動でした。
数年前、この先生の合唱指導を初めてお手伝いさせていただいた時は、正直、「気合いの合唱」でした。
今は、すっかり「音楽的な合唱」をご指導されていることが手に取るようにわかりました。

これだけ歌えていれば十分というすばらしい合唱だったので、私は、たくさんたくさん褒め、そして、この合唱にさらに「命」を吹き込むための指導をさせていただくことにしました。

「気合い」ではなく、「命」です。
曲の「命の根源」は、全て楽譜に書かれています。
あるいは、楽譜に隠されています。
そこを紐解き、子どもの言葉やイメージの世界に落とし込んでいくプロセスが、曲の「命」の表現につながっていきます。

歌詞はもちろん、とても大切な「和声進行」...難しい理屈ではありません。感覚です。
楽譜に記された様々な記号の解釈...フォルテを「強く」、ピアノを「弱く」と訳しているうちは、「音楽」につながっていきません。それをどう訳すのか。その箇所によって、その記号に託された作曲者の思いを読み取っていくことがとても大切です。
そして、歌の無い時間、つまり前奏や間奏、曲間の数拍の休符に込められた意味。

作詞者、作曲者の思いをどれだけ楽譜から読み取り、子どもたちに発見させながら、子どもの心の中に落とし込んでいくか、そして、その思いを歌声として外に出し、伝えるにはどうすればよいのか。

そんな勉強を子どもたちとしました。


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4.5年生の曲は、『明日へつなぐもの』 (作詞・作曲 栂野知子)でした。
特に、歌詞の思い、斉唱部分の裏に流れているハーモニーから感じ取れる思い、曲間に置かれた「間」の思い、語感を生かして歌うこと...を勉強しました。
子どもたちの感性が豊かに育っていることに感動でした。
私からの発問に、4年生も積極的に手を挙げて、自分の言葉で、背伸びしない子どもの言葉で、思いを伝えてくれたことには驚きました。
そして、勉強を深めるごとに、確実に変わっていった表現の見事さ...
心から拍手をして授業を終わりました。


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6年生の曲は、『最後の一歩 最初の一歩』 (作詞 桑原永江・作曲 若松 歓)でした。
今年、あちこちの小学校で歌われている卒業式の「大ヒット曲」です。
どこまでも深く、神々しいほどの歌詞と曲...作詞者、作曲者の深い思いが込められたものすごく感動的な作品です。
この曲を見つけ、与えていらっしゃる先生のアンテナそのものに敬服です。
昨年、5年生の時にも一緒に勉強した子どもたちなので、「はじめまして」ではなく、「今年もがんばろう」の短いあいさつで即、勉強に入りました。
時間がいくらあっても足りないほど、深めることが多い曲なのです。
6年生は、身体も心も大人に近づき、良く育っていれば、深い思いも通じる学年です。
その「良く育っていれば」が、難しくなっている学校では、深めるどころではないと思います。
黙らせる、歌わせる、いや、とりあえず声を出させる...そんなレベルで格闘している学校もあるのが現実。
この子どもたちは、本当に良く育っていました。
私の「これはどうだ」というほどの深い意味合いを持った発問にも、本気で向き合い、考え、感じ、自分の言葉で話し、歌う。
私は、現職の頃から、6年生の授業では、「生き方」につながる導きをしたいと常に思いながら子どもたちと向き合って来ました。
1年に一回しかチャンスのないこの学校の子どもたちとも、それは同様です。
そして、この曲そのものが「生き方」につながる深い曲なので、様々な角度から、曲の「命」を子どもたちと深めていくことが出来ました。
最後のあいさつをしてくれた男の子は、授業前から覚えてきたような「ありきたりの言葉」ではなく、この授業の中で学んだこと、特に、心に残って自分がこれからの歌い方に生かしていきたいと思ったことをきちんと話し、最後に、「立派な卒業式にすることを約束します!」と、強く言い切ってくれました。
1時間、ずっと立ったまま参観してくださっていた校長先生と担任の先生方は、思わず感動の拍手。そして、皆も大拍手。
私も、心から大拍手でした。
この曲の歌詞にあるように、「自分らしく歩いてゆくと」のとおり、ひとりひとりが、他人と比較するのではなく、自分自身の良さを生かし、胸を張って生きていってほしいと願いながら、授業を終わりました。


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音楽の先生はもちろん、校長先生、担任の先生方も、一緒に考えたり、歌ったり、楽譜に書き込みをしたり、子どもたちの変容にうなずいたり...
子どもたちと同じ目線に立って、授業に立ち合ってくださいました。

こんなに良く育っているのは、温かくまっすぐな校長先生の元、先生方ひとりひとりの子どもたちへの愛情の深さはもちろんのこと、先生方の「チームワーク」が最高に良いからです。

4年生も5年生も6年生も、こんなに落ち着いて、けじめある「本気の態度」で学習でき、自分自身を高めていける学校...
たくさんの先生方に愛され、良く育てていただいたこの学校の子どもたちは幸せです。

先生方の日頃からのご指導の賜物です。

子どもたちが感動を胸に巣立っていける良い卒業式になるよう、心からお祈りいたしております。

今年もお招きいただき、本当にありがとうございました。


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第41回東京都小学校管楽器演奏会~第2・3日目

この土日は、「第41回東京都小学校管楽器演奏会」の第2・3日目にお伺いさせていただきました。

昨日、第2日目の会場は、第1日目と同じく練馬文化センターでした。

今日、第3日目の会場は、初めて使用する立川にある「たましんRISURUホール」でした。


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2日間、違う会場で続けての実施は、開催に必要な物品の移動、共用楽器の移動、舞台仕込み、動線の違いなど、小管研の先生方のご苦労は、並々ならぬものだったと思います。
しかし、ピリピリせず、「子どもたちのためなら」と笑顔でお仕事される先生方の姿は、まさに「職人技」とも言えるものでした。
嫌々やっているのでは、こんな大変な苦労を土日をつぶして出来るはずありません。

子どもと音楽を、どこまでも愛していらっしゃる都小管研の先生方だから出来ることです。

この2日間も、合計33校の皆さんが、1年間の練習の成果を発揮してすばらしい演奏を聴かせてくださいました。
先生方の勉強の跡が見える演奏が多く、それもうれしいことでした。

中には、小学校の域を越えるハイレベルで大人のような演奏もありました。
元気いっぱい、子どものパワーを出し切った楽しい演奏もありました。
どの学校も、それぞれの良さがあり、とてもバラエティに富んだ演奏会でした。


2日間の講師の先生方です。

25日
・関口 仁 先生 (昭和音楽大学・クラリネット)
・上原 宏 先生 (東京佼成ウィンドオーケストラ・ホルン奏者)
・藤井 むつ子 先生 (洗足学園音楽大学客員教授・打楽器)
・大山 博 先生 (打楽器奏者・ステージでの共用楽器チューニング)
・田川伸一郎

26日(日)
・雲井 雅人 先生 (雲井雅人サックス四重奏団・サクソフォーン)
・井上 順平 先生 (武蔵野音楽大学・トロンボーン)
・藤井 むつ子 先生 (洗足学園音楽大学客員教授・打楽器)
・大山 博 先生 (打楽器奏者・ステージでの共用楽器チューニング)
・田川伸一郎


この2日間も、私から見れば雲の上のような存在のプロの音楽家の先生方とご一緒させていただき、共に勉強させていただきました。


すばらしい演奏を聴かせてくださった出演校の皆さんです。

25日(土)
♪練馬区立開進第三小学校 (吹奏楽)
♪青梅市立第四小学校 (金管バンド)
♪江東区立明治小学校 (金管バンド)
♪中野区立桃園小学校 (金管バンド)
♪練馬区立大泉第三小学校 (金管バンド)
♪大田区立小池小学校 (吹奏楽)
♪渋谷区立神南小学校 (吹奏楽)
♪杉並区立杉並第一小学校 (吹奏楽)
♪狛江市立緑野小学校 (金管バンド)
♪墨田区立両国小学校 (吹奏楽)
♪杉並区立松庵小学校 (吹奏楽)
♪千代田区立番町小学校 (吹奏楽)
♪昭島市立中神小学校 (吹奏楽)
♪鷹南学園三鷹市立東台小学校 (金管バンド)
♪小平市立小平第六小学校 (吹奏楽)
♪北区立西浮間小学校 (金管バンド)
♪文京区立明化小学校 (吹奏楽)


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26日(日)
♪新宿区立鶴巻小学校 (金管バンド)
♪大田区立鎌田小学校 (吹奏楽)
♪北区立紅葉小学校 (金管バンド)
♪多摩区立諏訪小学校 (吹奏楽)
♪羽村市立小作台小学校 (金管バンド)
♪羽村市立羽村東小学校 (管弦楽)
♪武蔵野市立第四小学校 (吹奏楽)
♪豊島区立高南小学校 (吹奏楽)
♪目黒区立緑ヶ丘小学校 (金管バンド)
♪中野区立武蔵台小学校 (吹奏楽)
♪中野区立緑野小学校 (金管バンド)
♪八王子市立清水小学校 (吹奏楽)
♪東三鷹学園三鷹市立第一小学校 (金管バンド)
♪青梅市立第三小学校 (金管バンド)
♪大田区立志茂田小学校 (金管バンド)
♪武蔵野市立桜野小学校 (吹奏楽)


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2日間、先生方と子どもたちの作り上げる演奏をたっぷり聴かせていただき、感動で胸がいっぱいです。

最終日の3月5日も楽しみにしています。


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第41回東京都小学校管楽器演奏会~第1日目

今日は、練馬文化センターで開催された『第41回東京都小学校管楽器演奏会・第1日目』に講師としてお伺いさせていただきました。

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例年ですと、土日連続の演奏会が2週にわたって行われるのですが、今年は、会場の関係で、3週にわたって4回の開催となります。

他県でも、このような「管楽器演奏会」「スクールバンドフェスティバル」のような発表会はおこなわれていますが、東京都の場合は、小学校管楽器教育研究会の「研修の一環」として開催されるものです。

具体的には、年に8回ある管楽器研修会のうち5回に先生が出席しなければ、この「管楽器演奏会」に出演する資格が得られないというシビアなルールがあるのです。
私の知る限りでは、このようなルールで開催されているのは、全国でも東京都だけです。
他県では、「出たければどこの学校でも出られる」という自由な発表会です。

先生方に「やる気」はあっても、どうにもならない様々なご事情が壁になる場合もあります。
他の分掌の仕事も忙しく、管楽器研修会と他の出張がかぶってしまう場合。
ご自身のご体調やご家族の事情で研修会を欠席せざるを得ない場合。
管楽器研修会の出席回数を満たしていても、出演出来るバンドの体制がない場合(校長先生の許可が得られない、保護者の理解が得られないなど)
・・・など様々です。
ですから、この演奏会に出られる学校の先生と子どもたちは、本当に恵まれている条件にあると言えます。

私がすばらしいと思うのは、様々な事情で「管楽器演奏会」には出演出来ない学校の先生方も、この演奏会当日の運営には参加していらっしゃるということです。
ご自分の学校が出られないのに、土日の演奏会のお手伝いに出向くというのは、管楽器教育を大きく見渡せる心がなければ出来ないことです。
もちろん、出演される学校の先生も、他日の演奏会には、運営役員としてお手伝いに参加されます。

年度末に入り、学校はとても忙しい時期、お身体も疲れてくるこの時期に、土日の行事にびっしり参加して汗を流される先生方...全て子どもたちの幸せのため、そして、小管研の仲間たちのためです。
特に、今年は、日曜日が3週連続です。...特に、中心になっている役員の先生方は、3週連続の日曜日と土曜日1日をこの演奏会のために、「ボランティア」で働いていらっしゃいます。
・・・頭が下がります。

そんな「管楽器演奏会」が41年間も続いているということがすごいです。

私は、フリーになった年から毎年全日程を講師としてお招きいただき、先生方と子どもたちの熱演を拝聴させていただいています。
また、3月の「月例研修会」では、4日間の演奏会を総括しての講師を担当させていただいています。
現職の頃から、都小管研の先生方とは深くお付き合いさせていただいておりましたが、今も、こうして共に勉強させていただけることに心から感謝しています。

本日の講師の先生方です。

石井 孝明 先生 (クラリネット奏者・バンド指導者)
南 浩之 先生 (ホルン奏者・藝大フィルハーモニア・尚美学園大学)
柳沼 てるこ 先生 (打楽器奏者・リズムムービングパーカッション主宰・元武蔵野音楽大学)
大山 博 先生(打楽器奏者・ステージでの共用楽器チューニング)
田川伸一郎


全日とも、私以外は超一流の音楽家の先生方で、このような先生方に演奏を聴いていただき、講評を書いていただける先生方・子どもたちは幸せだと思います。
演奏全体のことはもちろん、各ご専門の楽器については、特に細かくご指導いただけます。

毎回、終演後には、講師室で先生方おひとりずつに「総評」をお話しいただき、私がまとめてプリント資料にし、3月の研修会で先生方にお伝えしています。
プロの音楽家の先生方のお話は、どこまでも奥が深く、私のような素人には大変勉強になることばかりです。
そして、そんなプロの音楽家の先生方も、「上から目線」ではなく、「小学生の演奏からも学ぶことがある」「小学校の先生方のご指導には頭が下がる」とおっしゃってくださいます。
小学校での管楽器活動の価値や苦労を理解した上で、専門家としてのご指導をいただくことが出来、本当にありがたいです。


本日、出演された学校の皆さんです。

・青梅市立今井小学校 (金管バンド)
・北区立赤羽台西小学校 (吹奏楽)
・武蔵村山市立第二小学校 (吹奏楽)
・足立区立弘道小学校 (吹奏楽)
・武蔵野市立第三小学校 (吹奏楽)
・目黒区立駒場小学校 (金管バンド)
・品川区立豊葉の杜学園 (金管バンド)
・中央区立豊海小学校 (吹奏楽)
・台東区立東泉小学校 (管弦楽)
・台東区立台東育英小学校 (ステージドリル)
・葛飾区立西亀有小学校 (金管バンド)
・目黒区立八雲小学校 (金管バンド)
・練馬区立小竹小学校 (吹奏楽)
・新宿区立落合第三小学校 (吹奏楽)
・文京区立林町小学校 (吹奏楽)
・大田区立入新井第四小学校 (吹奏楽)
・三鷹の森学園三鷹市立高山小学校 (吹奏楽)
・新宿区立市谷小学校 (金管バンド)


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今年度の演奏会初日ということで、当然、本番までの練習期間が短く、インフルエンザなどでの練習中止、中学受験のための一時休部からの復帰など、様々なリスクを抱えての本番だったと思いますが、それを感じさせない心ひとつになった演奏の数々に感動しました。

あと3回の演奏会も楽しみです。

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練馬文化センター前の梅も満開になって、子どもたちを迎えてくれました。

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小学校の音楽授業サポート

昨日は、県内私立小学校の授業サポートにお伺いして来ました。

この学校では、先日お伺いした小学校とは少し形が違い、授業研究という形ではなく、「授業サポート」という形でお手伝いさせていただいています。

もちろん、指導案を書いての授業研究もありますが、それは年に1回で、他は略案のみで、「普段通りの授業」(そもそも研究授業用の授業というのはありませんが...)を拝見させていただいたり、先生からのご希望のある時は、私も授業に加わり、その教材の扱い方や実際の指導方法を実演させていただいたりしています。

昨日の授業は、元気でかわいい3年生でした。

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ちょうど昨年の今頃、2年生の授業サポートをさせていただいたその子どもたちです。

あれから1年...

子どもたちは、私のことをちゃんと覚えていてくれて、授業前に玄関付近で会った3年生の子どもたち数名が、「あっ、今日、音楽を教えてくれる先生ですよね!今日は、よろしくお願いします!」と、声をかけてくれたり、中には、「田川先生ですよね!去年、『ウンパッパ』の時に教えてもらいました!」と話してくれたりと、とてもうれしかったです。

歌声も、始めて1年目のリコーダーも、とても上手でした。

歌声は、2年生の時のまだ幼かった声から、響きのある豊かな歌声、そして、より表情豊かな歌い方に成長していました。

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公立の小学校と違って、一クラスの人数が40数名ということで、とっても多い!
担任の先生は、元公立小学校の先生(しかも、市川市でご退職された超知り合いの先生です)ですが、「この人数には、びっくりしますよねぇ」と話しました。

しかも、とびきり元気な3年生です。

でも、学級経営も良く、音楽専科の先生のご指導も良く、けじめがしっかりあり、黙るべき時には「シーン」と黙って物音ひとつない空間を作れる賢い子どもたちに育っています。

リコーダーでは、3年生での大切なリコーダーの基礎をしっかりご指導されて来たことが分かる音色、そして、タンギングでした。

教科書とは別のリコーダー教材を使い、美しく易しい曲で、丁寧にご指導をされていました。

私も、指導に入り、特に、「音の止め方」について勉強しました。

リコーダーの音の処理は、息ではなく舌で止めます。

私が、舌で止めた音と息で止めた音の2種類の音を聴かせ、その違いを聴き取らせたり、真似させたりしました。
もちろん、息で止める範奏の時には、最後に息のスピードを落として吹き...

息で止めた時には、「音の最後がおじぎしてる」「だらしない感じ」・・・と子どもたちなりの言葉で反応が出ました。
そこで、「しっかりと舌で止めた方が良い」ということを確認して、単音のロングトーンの最後を私の手の合図で止める練習をしました。

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これは、なかなか良く出来ました。
まだ曲の中で使えるまでにはまだ至っていませんが、これからの先生のご指導できっと身についていくと思います。

リコーダーは、他の旋律楽器と違って、強弱をつけることが出来ない楽器です。
でも、「気持ちの中の強弱・音楽の山と谷」「音楽のエネルギーの変化」を感じていると、音量ではなくても、感情が伝わる楽器でもあります。

今回は、旋律線の流れから、「気持ちの中の強弱」を感じて演奏する勉強にもチャレンジしました。

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プロジェクターを巧みに使って、子どもたちから出た意見を線で表していき、それを思いながら演奏しました。

高い「レ」の音が開くかなと思って心配しましたが、セーフ!
美しい音色のまま、気持ちだけ盛り上げて演奏していることが伝わって来ました。

演奏後、子どもたちから、「いいねぇ~」という声も上がりびっくり。

リコーダー学習の奥深さに触れることが出来た1時間でした。


授業後、私の周りに群がって、「先生、どこから来たんですか?」「先生、私ね、ヴァイオリン習ってて、今、〇〇〇って曲を練習しててね...」「先生、今日の勉強、楽しかったです!」と、ずっとしゃべりたいようでしたが、「次の授業に遅れるよ」と帰しました。

本当は、私も、もっともっとおしゃべりしていたかった。
そんなかわいいかわいい3年生たちでした。

帰りがけ、秋に何度も一緒に合奏練習をした6年生の教室をガラス越しに覗いてみたら、授業中なのに、みんな私を見つけて、「あっ!」と声を出し、手を振ってくれました...しまった! 授業妨害になっちゃいました。

いつお伺いしても、かわいい子どもたちでいっぱいの小学校です。


今年度のこの学校の授業サポートは、昨日で終わりました。
授業後、校長先生も一緒に、もう来年度の計画を見据えた話し合いの場が設けられました。

また来年度も共に勉強させていただけることになり、とてもうれしいです。

期待にお応えできるよう、精一杯努力したいと思います。

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