田川伸一郎のブログ

ローカルな「桜の名所」

関東では満開の桜も、見頃は終わりかけています。

この土日は、お花見を楽しみに計画されていた方も多いでしょうに、悔しい雨でした。

そういえば、去年も今年も、ゆっくりと桜の花を愛でる機会もなく、バタバタと過ぎ...
最後のチャンスとばかりに、昨日の朝早くから車を走らせて、かなりローカルな「桜の名所」に行って来ました。

私の住む我孫子市のとなりの印西市にある「小林牧場」です。

IMG_0009_convert_20170410100614.jpg

小林牧場は、昭和40年に設けられた競走馬の保養育成のための牧場です。
東京の大井競馬場などに出場する馬がここで調教されています。
なので、「大井競馬小林牧場」という名前なのです。

入口からロータリーまで続く約700メートルの桜並木は見事で、花見の名所として、桜の季節になると多くの人や出店で賑わいます。
印西市観光協会が「いんざい八景」のひとつして指定しているほか、千葉県選定の「房総の魅力500選」にも選ばれています。

この牧場には、犢橋小学校の特別支援学級の校外学習の引率として同行した時に訪れたことがありますが、それ以来、「桜の名所」とは聞いていも、我孫子に引っ越して来てからも訪ねることはなく...

昨日は、ふと思い立って出かけたのでした。

なぜ朝早くかと言うと、昼間は、車の置き場もなくなるほど大混雑するそうなのです。
駐車場はありませんので、駐禁ではない路上に止めることになります。
昼間は、車はNGだそうです。

IMG_0002_convert_20170410100450.jpg

IMG_0003_convert_20170410100519.jpg

IMG_0007_convert_20170410100547.jpg

とてもきれいな桜並木でした。

のんびりゆっくり呼吸しました。

とても良い朝でした。

・・・・「みなさまもぜひ!」とは言えないローカル過ぎる記事でした。


PageTop

TBC演奏会、1週間前

東京ブラスコンコードの演奏会まで、あと1週間。

今日は、神奈川県の川崎市民プラザというホールまで出かけての練習でした。

20170409_105724_convert_20170409205223.jpg

曲を詰めるのは今日が最後です。

9時から5時まで、みっちり練習しました。

お昼休みは、約45分間。 あとは、ひたすら練習です。

指揮の川端寛先生は、私たちを気づかって、あまり注意や指示をされないので、私たちが自分たちで意見を出し合い、修正し、時には川端先生にお願いをし、先生を含め、本当に皆で音楽を作っている感じです。

昨年は、マークさんという「すごい指揮者&トレーナー」に半分を指揮・指導していただいたので、英語でダダダッと指示される注意を想像で(?)聞き取り、テンポも表現もひたすらついていくだけでした。
それはそれで、大変良い勉強になりましたが、TBCには、「皆で作る」というスタイルの方が合っているようです。

そんなTBCの体質に寄り添って指揮してくださる川端先生には感謝の限りです。
井上文子先生も、毎週お越しくださり、客観的な判断でのご指導をくださいます。

1週間前になって、やっと見えて来ました。

今度の土曜日、午後から夜まで最後の練習をして、当日を迎えます。

チケットは、今日の段階で、まだ100枚ほど残がありました。

このブログをご覧になって事務局にお申し込みくださいました皆様、本当にありがとうございます。

まだまだお申し込みは受け付けております。
当日券の販売も出来そうです。

もし、今からでも...という方がいらっしゃいましたら、ぜひお申し込みください。

東京ブラスコンコードのHPから「お問い合わせフォーム」をお使いください。
http://web-tbc.com/

なお、この「お問い合わせフォーム」は、通常、団員募集用に使っているため、「出身校」「所属団体」など記入欄がありますが、必要事項以外はご記入の必要ありません。

sB9P8P7JALjXAgW1490357035_1490357135.jpg

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
よろしくお願いいたします。


PageTop

一枚の葉書

新学期もスタートし、学校には新しい風が吹いているこの頃です。

この時期、レッスンは少なめですが、学校にお伺いすると、忙しそうに走り回る先生方の姿、緊張した面持ちの新任の先生の姿...
あぁそうだったと思い出す光景に出会います。

そして、ご退職された先生から、「退職のごあいさつ」のお葉書が届き、感慨にふける瞬間も...

今日届いた1枚の「退職のごあいさつ」の葉書...犢橋小学校に私と一緒に赴任した事務職員のSさんからでした。
その年、5月採用の新卒の先生は2名いましたが、4月1日採用の職員は、私と彼だけでした。

Sさんは、高校卒での採用でした。
私よりも4歳年下でしたが、とてもしっかりしていて、驚くことばかりでした。

教員と事務職は、仕事の内容は全く違いますが、新任同士、「どう?慣れましたか?」と声をかけ合い、たまに帰りに一緒にご飯を食べたり、彼の家に遊びに行ったりしたこともありました。

彼は、身体に障害をお持ちでしたが、そんなことは気にせず、明るくハキハキ話し、笑顔の素敵な青年でした。

事務室は、学校の顔。 お客様や保護者にも明るく対応し、「若いのにテキパキして、すばらしい」と、好評の声も耳にしました。
彼より4歳も年上だった私なのに、彼にはずいぶん助けられ、教えられました。

そんな彼からの「退職」のお葉書...犢橋小学校から転勤した後は、お互いに連絡を取ることもありませんでした。
私が退職して、今、我孫子に住んでいることもご存じないはずです。

心当たりは...葉書に書いてあった彼の最後の勤務校に、私は数年前にレッスンに伺ったことがあるのです。
もしかしたら、当時、その学校にお勤めだったのかもしれません。
校長先生や音楽の先生にお渡しした名刺を目にしていたのかもしれません。

定年まで何年も残して退職されました。
「高齢の両親の面倒を見ながら、しばらくは家事に勤しみたいと考えています」と書かれていました。
「介護」が一番の理由かどうかはわかりませんが、それも大きな理由のひとつのようです。

Sさんからの1枚のお葉書を読んでいるうちに、なぜか涙がポロポロ出てきました。
ずっとご無沙汰していた私のことを覚えていてくださった。
そんな私にお葉書をくださった。
ありがたくて、ありがたくて...

桜満開だった犢橋小学校の校庭や、緊張して毎日を過ごしていたあの頃...「同期生」として励まし合っていたSさんのことが、昨日出会ったように鮮明に思い出されました。

お互い、道は違っても、その後も精一杯仕事に尽くしました。

何年も残して早期退職された裏には、きっと様々な思いや決心があったことと思います。

早速、お手紙を出したいと思います。
そして、出来ることなら、お会いしに行きたいと思います。

私にとって、大切な「同期」の仲間ですから。

まずは、Sさん、ゆっくり休んで、お疲れを癒してください。
そして、ご両親のためにも、どうかお元気でお過ごしください。


                   image.jpg

PageTop

湖北駅前の一本桜

私の住む我孫子市湖北台。

最寄りの「湖北駅」に停まる「JR成田線」は、30分に1本しか来ない単線列車です。

そんな田舎の「湖北駅」の前に大きな大きな「一本桜」があります。

昼もきれいですが、夜はライトアップされて、帰宅して来る人々の眼と心を癒してくれます。

昼間にはよくわかるのですが、桜の下にはさまざまな美しい花々が整然と並び、桜を引き立てています。

ほぼ満開になりました。

どこか幻想的で、とても美しいです。

思わず立ち止まり、写真を撮る方が多いです。

sOGI5DGHSvCqEu_1491390033_1491390083_convert_20170405200300.jpg

PageTop

市船吹奏楽部見学記

今日は、前の記事で書かせていただいた高橋健一先生が顧問をされている船橋市立船橋高等学校吹奏楽部にお伺いさせていただきました。

レッスンではありません。
今週の土曜日に開催される「スプリングコンサート」に向けて校内合宿をしながらの追い込みの練習を見学させていただきました。

毎年、このスプリングコンサートでは、生徒さんの発案、構成、選曲、作詞、振り付け...全て生徒さんたちだけで作り上げる『音楽劇』を披露されます。

以前は、3チームに分かれて、3つの作品を作っていたこともありましたが、今年は部員全員で1つの作品を作り上げています。

顧問の高橋先生は、全くノータッチ。
今日も、私だけ練習に立ち合わせていただき、先生は、「全て完成するまで見ない」とおっしゃり、本当に全部生徒さんたちだけでやっていました。

はじめは、音楽室での練習です。

IMG_0005_convert_20170404221811.jpg  IMG_0011_convert_20170404221851.jpg

IMG_0018_convert_20170404221918.jpg  IMG_0030_convert_20170404221943.jpg

リーダーの指示に従って真剣に練習を進めます。
でも、雰囲気がとても柔らかく、高橋先生は、「もう間に合わない!と、追い詰められている状態です」とおっしゃっていましたが、ピリピリした空気や、ギスギスした言葉や注意の仕方はありません。

リーダーさんの注意も、「~して!」ではなく、「~してもらってもいいですか?」「~に気をつけるようにお願います」「もう一度、~からお願いします」と、とても柔らかい口調です。
でも、雰囲気が緩むことはなく、皆の返事は、「ハイッ!!!」と誠意があります。

先輩後輩関係なく、言いたいことは言い合いますが、「相手の尊厳」を傷つけない言葉や口調でと、高橋先生はご指導されて来ているそうです。
そして、今では、それがもう市船吹奏楽部の「あたりまえ」になっているそうです。

そして、間近で見る生徒さんたちひとりひとりの表情が豊かなこと!
ひとりひとりに思いがあり、どう表現したら素敵であるか、良く分かっているのです。
誰かの命令で形だけ整えているのでは、こんな豊かな表情にはなりません。


6時過ぎ、運動部の活動が終わってから、体育館に移動して練習です。

広い空間の中で、リーダーさんたちは、また新たなアイデアを生み出し、「変更」をしていきます。
心が通い合った仲間だからこそ、色々と変わっていっても、「え~?!」ではなく、「ハイッ!!!」です。
より良いものを作り上げたいという思いがひとつになっているからです。
「リーダーさんの命令に従ってやらされている」だけだったら、きっと「え~?!」と、ブーイングでしょう。

最後に通し、「これで出来上がったので、衣装も着て、高橋先生に見ていただきます」と...

ここで初めて、高橋先生が登場です。

IMG_0033_convert_20170404222013.jpg  IMG_0034_convert_20170404222043.jpg

IMG_0041_convert_20170404222109.jpg  IMG_0043_convert_20170404222134.jpg

私も、先生と一緒にギャラリーから見させていただきました。

先生は、時々、「すごいな」「よく考えたな」「おもしろいな」「発想がいいな」と、うれしそうに独り言をおっしゃりながらご覧になっていらっしゃいました。

衣装を着けての通しは、ずっと練習を見ていた私も初めてでしたので、「なるほど、こうなるのか」と納得するばかりでした。

先生が生徒の可能性とチームワークを信じているからこそ、全てを生徒に任せられるのです。
先生が自分たちを信じてくださるからこそ、生徒さんたちは全力で良いものを作り上げていけるのです。

そして、日頃から、先生と生徒、生徒同士のコミュニケーションが豊かで、互いをよく分かり合っているからこそ生まれるこの温かいチームの雰囲気。

きっとひとりひとりは、様々な悩みも抱えているのでしょうが、吹奏楽部はありのままでいられる居心地の良い場所、自分という人間がここにいていいんだと安心して呼吸できる場所...

だから、ひとりひとりの個性が光るのです。
ひとりひとりがそれぞれの輝き方を見せられるのです。

高橋健一先生の人間教育の温かさに、改めて惚れてしまいました。

IMG_0048_convert_20170404222200.jpg
初めて見ていただいた高橋先生に褒めてもらい、とてもうれしそうな部員たちでした。
これから仕上げに向けては、きっと先生のダメ出しやご指導も入るのでしょう。



エネルギー溢れる高校生たちが、真剣に、かつ、ほっこりとした雰囲気で練習に取り組む空間にご一緒させていただき、とても幸せな1日でした。
見学させていただいてよかったです。
ありがとうございました。

あれれ? よく考えたら、吹奏楽部の練習見学だったのに、吹奏楽の演奏は全く聴かなかったし!
でも、いいんです。 
一番見たかった「生徒さんたちだけでの練習」を見せていただけたので...


そして、「名門バンド」によくある「春休みからの1年生の練習参加」もありませんでした。
「入学式までは、まだ市船の生徒ではありませんから、部活に参加するはずありません」と、高橋先生はきっぱりと。

また、3年生は12月の定期演奏会で引退したら、部活には来させない。いつまでもダラダラと後輩たちに関わることもさせない。
ひとりひとり孤独になって自分自身と向き合わせる。その孤独の時間を大切にさせる。
冷たいようですが、大切な3年間のまとめとなる「孤独」を先生はあえて与えられます。 

物事、けじめが大切です。


スプリングコンサートは、下記のとおり開催されます。
チケットは残り少ないそうです。


wBnV2p2S6c6Krz81491139591_1491139604.jpg

詳細は、下記の市船吹奏楽部HPの高橋先生のブログをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/ichifunawoct/

PageTop